『今朝の浅草』
暑いね~、でもこれからが暑さの本番を迎えるんですよね。浅草中が蒸し風呂のように湿気が多く、歩いているだけで全身が汗まみれになってしまうんです。モモちゃんも舌を伸ばしっぱなしで、ハアハア、おまけに足が弱ってきたのか歩くのもノロノロ、この暑さが絶えられないようです。これから更に暑くなってきたら、散歩の時間を早めてあげないといけないのでしょうね。最近は体力が弱ってしまったモモちゃんなのです。
今日は、盆の初日です。夕方は祖先の精霊を迎える為に、芋殻、麻幹などを門口でお焚きあげをして、ご先祖様の霊を迎えるのって、昔はやりましたよね。そんな風習、今の東京にも残っているのでしょうかね。あほまろのお盆といえば、浅草に越して来る前に住んでいた近所の靖国神社で行われる「御霊祭(みたままつり)」を思い出します。子ども達も毎年この時期にはお小遣いを貰って屋台を楽しんでいましたよ。あの頃は浅草と違って、いわゆるイベントといったら、三年に一度の山王神社のお祭りと、この「御霊祭」だけだったのですよ。境内に飾られた三万個の黄色い「懸雪洞(かけぼんぼり)」が見事なお祭りなのですよ。毎年、7月13日から16日まで開催され、御神輿の渡御や盆踊りも行われるのです。しばらくぶりに行ってみたくなりましたよ。
盆踊りといえば、今年は隅田川をはさんで、世界最大級の盆踊り大会が開催されるのです。「大東京 和おどり」と称し、吾妻橋から桜橋の間、全長2.5キロをおよそ3000名の踊りの輪をつくろうとの試みなのです。この「大東京 和おどり」は、国土交通省が推進する「ビジット・ジャパン・キャンペーン」の一環として外国人500名の参加も見込まれています。
以前は、浅草でもヨサコイや阿波踊りを開催したいとの声も多かったのですが、何で東京によそのお祭りを持ってくるのかで賛否両論。東京には東京の音頭があるじゃないですか。というわけで、「東京音頭」と、「大江戸東京音頭」だけで盛り上げるつもりです。
開催日は、8月10日(木)、ちょうど夏休みの時期でもあり、東京に残っていらっしゃる方はぜひ参加しませんか。参加していただけた方には、お一人ずつに連番のついた特製うちわをお配りし、抽選でハワイ旅行など豪華賞品が当たる特典もご用意しておりますよ。
詳細は、「大東京 和おどり」のホームページをご覧ください。
今年は準備期間が短かったので実現はしませんでしたが、来年からはヨサコイや阿波踊りのような「連」を募集し、各々の「連」が「東京音頭」をベースにアレンジした曲で踊ってもらい、コンテストなども行いたいと企画しているのです。
あほまろは、この「大東京 和おどり」のプロデュースとデザインを担当しており、今回のポスターは、墨田区に出来る新東京タワーと、浅草の芝居小屋誘致運動を絡めて創ってみました。
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『今朝の雷門』
まだ、撮影が続いているのですね。早朝から大勢のエキストラが仲見世を歩いています。昨日の日記で、映画「セーラー服と機関銃」と書きましたが、今回はテレビドラマなのですね。薬師丸ひろ子さんの台詞、“えっ、私がやくざの組長ですって!”、これ思い出しますね。TBSで10月から始まるそうです。ロケ地が浅草なのでとっても楽しみですね。

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『今朝の一写』
浅草寺本堂内にお盆の「三界萬霊」の位牌が設置されました。この三界とは、「欲界」、「色界」、「無色界」の三つの世界を示すそうです。今朝、お坊さんに説明を聞いたのですが、すっかり忘れてしまったよ。この位牌は、月遅れお盆の方のために、来月の13日からも設置されるのですよ。

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『今朝の境内』
早朝から人が多いのは、テレビの撮影が行われていたからなのです。でも、お坊さんは、本物ですよ。

誰も居ない寂しい本堂内です。正面柱の横に「三界萬霊」が設置されているのです。s

ロケが行われている浅草神社です。お祭りの飾りはいちまで有るのでしょうね。
「神田」です。まだ、お変わりは無いようなので・・・。

何か安っぽいお祭り飾りですね。
どうせやるなら、三社祭の提灯でも掲げたらよかったのに。
伝法院のお庭です。オレンジの花はユリの花のようですね。あほまろはまだ一度もこの中に入ったことがありません。
弁天山の梅の実です。もう完全に熟したようですけど、誰も取らないので、自然落下を待つだけです。

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浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
子ども達の通学風景です。あほまろの子ども達もこんな格好で学校に通っていたことがありましたね。今朝、御霊祭のことを考えながら歩いていると、あの頃のあほまろの子供達の姿を思い出してしまいました。娘は結婚して家を出てしまい、息子ももうすぐ嫁を迎えるのです。やがて出来るであろう孫が、学校に通うころまで生きていられるのかな・・・。
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