|  今年もJR東日本を自由に乗り降りできるおトクなきっぷ「大人の休日倶楽部パス」の利用期間がやってまいりました。
  新幹線を含むJR東日本全線と提携私鉄が4日間乗り降り自由で、僅か15270円なので、乗らなきゃソンソン。買わなきゃハドソンなのであります。
 
  初日は長野の日帰り。行きは9:26発「かがやき507」。
 
  長野到着は定時10:46、さすがに日本の新幹線の時間は正確ですね。
 
  この列車は長野止まりです。 
  長野駅の壁は長野オリンピックのまま。あれからいった何年経ったのか、長野県人には忘れられない行事だったのでしょうね。。
 
  
  駅前で最後まで残った2軒のおみやげ屋さん、いつの間にかコンビニに変わってしまいました。スキーで訪れた学生時代、ここで始めて「かんずり」を買った記憶が今も鮮明に残っております。
 
  「かんずり」と言う唐辛子味噌のような調味料ですが、「かん」じゃ無く「びん」に入ってますが「かんずり」。ただし、間違えても「かん」を「せん」とは言わないでください、念のため。
 
  駅から善光寺まで歩き、
 
  ちょっと早めの昼食です。
 
  善光寺門前で有名な老舗蕎麦屋「藤木庵」で、開店待ち一番でした。ごまだれが旨い。今回のお供写真機は、先月発売されたばかりの「Sonyα6600」テストを兼ねて。iPhone撮
 
  食後は善光寺までの上り坂で写真を撮りながら腹ごなし。
 
  
  
  善光寺山門は工事中でした。
 
  工事中の白鉄板の壁、写りが楽しいけど暗かった。
 
  正月明けなので参拝客は多いようです。 
  ここは山門が二つ有るのです。
 
  お揃いの服で写真を撮っていた方、インスタ映えしますね。
 
  こちらが善光寺本堂です。確か、ここの監寺が超エロ爺で訴えられたことでも有名なお寺。
 
  堂内で堂々と写真を撮っていたら、撮影禁止の看板が立っているのに気付いたけど・・・、
 
  みんなが撮ってるので、閻魔様にも注意されませんでした。
 
  それよりも、参拝客から写真を撮って貰えませんかと頼まれ、堂内で堂々と撮ってあげたり、取り放題だね。
 
  真っ暗なお堂の下だけは撮れませんよ。
 
  
  
  本堂を出て、お庭散策。
 
  梅が咲いたら綺麗でしょうね。
 
  陶器製の燈籠なので壊れちゃいけないと、網で囲われておりました。
 
  ここのおやきが美味しいんだけど、まだお腹は空いてません。
 
  帰りは別コースを歩いてみました。
 
  
  おや、長野の西宮神社発見。
 
  ここの初えびすは、廿日戎。今日は十八日なので、明日が宵戎ですね。
 
  ここのえびす祭では、商売繁盛を願い「お種銭貸し出し」を行っているとのことですが、
          1年間商売繁盛に励み、家内安全、開運招福などご利益をいただいたら、翌年の参拝時にお返ししなくちゃいけない決まりになっているので、よそ者は借りちゃいけないのです。
 
  
  西宮神社を出て、街まで坂を下りて行きます。
 
  細い路地道や、
 
  何やら大きな石碑を横目に、
 
  
   街に入ると「勢獅子」、この神社の権堂勢獅子は長野市指定無形民俗文化財になっているとか。
 
  この辺が友人との待ち合わせ場所ですが、約束の時間に30分も早く着いてしまいました。
 
  古本屋等見学しながら友人を待ちましょう。
 
  友人は、ちゃんと約束時間に車で現れてくれましたよ。
 
  午後2時に仕事を終え、とある場所に案内をしてくれるのであります。その場所は市街地を10キロほど離れた場所。
 
  昨年の台風被害で被災したリンゴが痛ましい姿を晒している畑を横目に、
 
  
  やって来たのは、台風で浸水被災をした北陸新幹線の車両基地であります。 
  
  昨年10月に発生した台風19号の影響で、北陸新幹線の長野新幹線車両センターの施設や車両が浸水するなど各線区で甚大な被害を受けた様子を見たかったので、友人に無理を言って連れて来てもらったのでした。 
  あれから三ヶ月後の惨状をご覧下さい、見るも無惨とはこのことですね。
 
  
  水没した車両と設備の対策終了までに数年かかり、費用は最大約500億円が必要と見込んでいるとか。
 
  ここ仕交検査庫内の3編成と着発収容線に停めてあった7編成、合計10編成が水没。水没した編成はF1、F2、F7、F8、F10、F14、F16、F18、W2、W7。北陸新幹線で運用しているE7系・W7系 全30編成のうち、3分の1にあたるのです。
 
  水没した車両は部品取りされ、廃車を待っているのが悲しい光景ですね
          。
 
  まだ使える部品は再利用するのでしょうかね。
 
  
  千曲川の決壊箇所から、車両基地はわずか1.5qしか離れていなかったのです。
 
  決壊したエリアは「アップルライン」とよばれ、リンゴ畑が広がるリンゴの産地でした。
 
  収穫前のリンゴ畑は冠水、壊滅的な被害を受けました。
 
  
  ここ着発収容線の7編成が水につかる撃的な映像が、テレビで何度も放送されました。
          水は、左側の走行車線にまで達したそうです。
 
  こんなの見せられると、驚きと悲しさでまったく声も出ません。
 
  そんなワケで、これ以上は解説も出来ませんので、被災から三ヶ月後の現状写真をご覧ください。
 
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  どの車両も今にも走り出しそうですが、もう走行することは無いので。、
 
  水没現場から戻り、今日はそろそろ帰ります。
 
  かつての長野駅が懐かしいね。
 
  
  
  せっかくの信州ですが、胸いっぱいでもう食べられません。
 
  
  
  さよなら長野、次は何時来られるのかな・・・。
 
  
  帰りも空席が目立ちました。
 
  今回はいつまでも記憶に残る旅でした。長野名物おやきをアテに、信州の地酒で心地よくお休み出来ましたよ。
 
  水は大切ですが、怖いこともあるのですよね。
 
  
  Memo
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