関東は桜も終わって寂しくなりましたが、ちょっと足を伸ばすとまだまだ綺麗な桜や春の花が咲き乱れておりますね。泣いても笑っても平成最後の春が終わる前に、春の花々を見てから令和の時代を迎えたい、そんなワケで、今月は今まで見たことが無い花々を訪ねる旅を楽しんでおります。旅と言ってもいつも日帰りです。
先週は日本三大桜のひとつ、「三春の滝桜」はまだ3分咲きではありましたが、1000年を超える存在感に驚き、何か大きなパワーを頂いて戻ってまいりました。二日前は、ホームページの「見頃」の文字に騙され、片道4時間もかけ、本栖湖の近くで開催中の「富士芝桜まつり」に行きましたが、何が「見頃」だバカ野郎、ニャロメと、戻ってましりました。
嫌な思い出で平成を終えたく無い。そんな想いで、茨城県の「国営ひたち海浜公園」で、話題の青い芝桜を見てまいりました。多くのみなさんは、青遭い芝桜を「モルヒネ」と間違えて覚えていたようで、最初はあほまろも恥をかいてしまいましたが、正式名は「ネモヒラ」でしたよ。平成最後の春花を「ネモヒラ」で終わらせられたのが、ラッキーでしたよ。
特急「ひたち」は、大好きな657系であります。朝の特急は満席でした。4月のダイヤ改正で自由席が無くなってしまったのが困りますけどね。

今回も勝田まで。

勝田からひたちなか海浜鉄道に乗り換え、水戸の菊池君たちが待つ阿字ヶ浦に向かうのでした。やって来たのは、旧JR東海のキハ11-6。JR東海時代はキハ11+203だったようです。

阿字ヶ浦駅で車で迎えに来てくれた菊池君とシホちゃんと合流し、国営ひたち海浜公園に向かいました。入場券売り場で、大人4名シルバー1名と言ったのに、何のチェックも無く通ってしまったのがちょっとショック。お前は65才なんて超えていない、身分証明書を示せ!と、静止されることを期待していたんだけどな・・・。

公園内には様々な春の花が満開でしたよ。入ってすぐは水仙が咲き誇り、訪れた中国人観光客が、日本はどこに行っても水洗なのに驚いているようでありました。


真っ赤な名の無い花、これも桜の一種なのでしょうかね。もしも名の無いなら大発見だけど、名の知らない花と表現しなくちゃいけなかったね。

遠くに目的の丘が見えてきました。去年新築された古民家の庭には、鯉のぼりが青空を泳ぐワケは無いですよね。そう見えるだけと表現しておきましょう。

こちらが青空と青いネモヒラの丘であります。

丘の上では、大勢の観光客で賑わっておりましたが、これでも少ない方なんだって。


週末になると、花が全く見えなくなるほど混雑するって、んなワケ無いだろ、嘘もほどほどに。

これでもまだ3分咲きのようですが、想像の中の光景そのものですね。

なんと綺麗な世界でありましょう。二日目の富士の芝桜に比べると、ここはまるで天国のようでした。ということは、富士の芝桜は地獄だったのかな。

真っ青な花、いったいどのような花なのでありましょう。

近寄ってアップで撮ると、パンジーのような花の集合でした。


「空とつながる丘」とメディアで紹介された日本の絶景は、青い海にもつながっておりました。

遠くに東海村原発。平和な天国から望む地獄は嫌ですね。

今でも充分綺麗なのに、これが満開になったらいったいどんだけ綺麗差が増すのでしょう。

きっと、所々の緑が青い色に埋まってしまうのでしょうね。

そのためには、この方々が人力で草をむしっているのであります。


シルバー人材のおかげで、わ〜綺麗とか、まるでまるで映画やドラマのワンシーンとか、ほざいておられるようでありますが、それをほざく前に、この方々の努力に手を合わせて感謝してから、夢のような景色に感動いたしましょう。シルバー人材も近いうちに花と散るのでありますから。

感謝感激雨あられ。


みなさんがなぜ写真を撮るのでしょう。あほまろは写真なんか撮らず、総ての光景を脳裏に焼き付けただけであります。写真と違い現像やプリントとも無縁なのであります。そんな詩人のような生意気な口上を述べるには、100年早いので、夢中に写真を撮り廻りましたとさ。

青の背景でこの方々、現実とは異なる姿で写っていることでしょう。

ネモヒラの丘を離れて、今度はチュウリップであります。

英語の表現リップにチュウはキッスだね。こんなお嬢さんと・・・、あぁ夢のまた夢。

広大な広場に、約260品種27万本のチューリップが鮮やかに花を咲かせているのでした。

チュウリップの仲を裂いているのは、舌を噛みそうなムスカリアルメニアカムはやだね。

ひたち海浜公園を出て昼食。茨城県はお蕎麦が美味しいという噂を聞いたので、久しぶりにお蕎麦を頂くことにいたしました。噂はホントで旨かったけど、昼間なのでアルコールは無し。

不思議な木が生い茂る神社に立ち寄りました。



せっかくの茨城なので、水郡線の列車でも撮ってみようと、あちこちロケハンチュウ。

桜と菜の花の間を走る水郡線。

やったね、撮影大成功!

お天気が良かったので、あちらこちらで、青空に映えるカラーリング列車を狙ってみました。



そろそろ陽も落ちて来たので水戸に戻りましょうかね。

菊池君のお馴染みのお店「かじわら」にて会食。

お疲れさま、菊池君シホちゃんありがとうございました。



こんなのも食べて、あんなのも呑んで、ほろ酔い気分で、

帰ってまいりました。特急「ひたち」は水戸の次が上野、あほまろにとって便利な特急でありました。

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