世の中お盆休み。知り合いや友人のFacebookやTwitterでは、行楽の旅ではしゃぐ姿がいっぱい投稿されているのを見ると、うらやましいやら寂しいやら。

日本中がお盆の連休に浮かれているというのに、あほまろはいつもと変わらず何の変化も無い浅草で、ナナちゃんと散歩しながら過ごしているしか無いのですよ。
あぁ、たまにはどこかに行きたいな・・・。

そんなこと考えながらネットを探っていると、友人がTwitterで、珍しい形態でおいしそうなお蕎麦の写真が掲載されていたのです。詳細は解りませんがどうも小田原周辺らしい。さっそくネットで調べると、小田原駅前の蕎麦屋寿庵の「宿場そば」のようで、とっても気になって触手が動いてしまったのでありました。

思い立ったが吉日、よし今から小田原にお蕎麦を食べに行くと即行動に移してしまったのでした。

お盆休みなので、改札前のみどりの窓口は大混雑だったのに改札内はガラガラ、急ぎの時はここが狙い目のようだね。そんなこと思いながら見ていると、後ろからいきなり声をかけられました。

知り合いがお盆休みで温泉に行くとのことで、特急列車までお見送り。

贅沢にグリーン車で行くんだって。

一緒に行きませんかだって、行けるワケ無いだろょ。
651系交流直流両用特急形電車も古くなりましたね。


東北本線・高崎線・上越線・吾妻線経由で長野原草津口まで行くのですが、あほまろは乗ったことが無い特急列車ですよ。

651系が走っている間に一度は乗りたいですね。

それでは行ってらっしゃい。お盆休みなのにガラガラ特急でした。

さて、あほまろは草津じゃ無く小田原に行くんだよね。

あいつらに対抗して、あほまろもグリーン車に乗ってやれ。

上野東京ライン東海道直通小田原行がやって来ました。

グリーン車はここにスイカをかざすのであります。

お盆なのにこちらもガラガラでしたよ。


空いていたので、右に行ったり左に行ったり、写真を撮るのもご自由に。
上野から1時間10分で小田原に到着。そう考えてみたら小田原って近いんだ。

おや、伊豆急線は雨のために大幅遅れのようだけど、小田原は大丈夫かな。

伊豆クレイルには乗ったことありません。

さすが小田原、天井から小田原提灯ぶらさげて、えっさほいさっさ。

険しい箱根の山越えに最適なように工夫されたのが小田原提灯のようですが、使ったことありませんよ。それより、小田原も雨が降ってたけど、

目的のおそば屋さんはすぐ近くなので、ひとっ走り。

この「寿庵」には以前も来たことありましたよ。

こちらが目的の「宿場そば」です。東海道の小田原宿は日本橋から数えて九個目の宿場ということで九種類の異なる味のお蕎麦であります。

お蕎麦が出来るまで、わざわざ小田原まで来た自分にご褒美も必要ですよね。箱根の地酒をちょっと一献差し上げましょう。

出てきたのがこちら。煮椎茸、錦糸玉子、とろろ、かまぼこ等々、つゆもさっぱりあっさりで美味しく頂きましたよ。この、海老天はゴマ油でカラッと揚げられプリプリ感がたまりません。わざわざ小田原まで来たかいがありましたね。

久しぶりの小田原なので、あっちこっち寄って見たけど、雨が激しくなってきたので、早々駅に戻りました。

戻る途中で小田原の「マンコレ」。


雨が激しくなって来たので帰りましょうね。


小田原は二宮尊徳生誕地のようですね。それで、二宮駅も有るのですね。

さて小田原からは東海道線以外に小田急線と新幹線がありますね。さて、今日はどっちで帰りましょうか。

悩んでもしょうがない、選択肢は大好きな新幹線しか無いでしょ。もちろんロザでしょ。マニアはロザと称し、グリーン車を示す「ロ」と座席を示す「ザ」を組み合わせた言葉を常用するのでありますが、お盆休みなので、新幹線は混雑して、ちょうど良い時間のロザは満席。窓側席が空いているのは2本後の新幹線、それでロザ良し良し。

それまで行き交う新幹線を撮ってますから。






ひかり520号がやって来ました。

こちらがロザ車であります。

嘘つきと言われる前に証拠写真を載せておきますよ。
ちなみに行の小田原までの料金は1490円+グリーン料金750円、合計2240円也。新幹線は約倍の4500円でした。

そうか、今日はあの日だったのですね。日本航空のジャンボ機が墜落した悪夢の日。

わずか33分で東京に到着。さすが新幹線は早いね。


お盆休みなので、東京駅は大混雑でした。

何の最後尾?

東京みやげの最後尾なんて信じられないよね。

駅弁屋さんも大混雑。

今夜は女房の誕生日なので、あほまろはこれからしゃぶしゃぶなのさ。

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