鰺ヶ沢にて朝を向かえました。ここの隣町はあの吉幾三の出身地の五所川原なので、電気はもちろんネット環境なんかあるワケ無いと覚悟してたのに、今じゃ電気も点いてカラオケもありましたが、ネット環境はまだ整ってなかったよ。そして今も鰺ヶ沢に無いのは病院だけとか。
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お目覚めは青森県鰺ヶ沢町の水軍の宿。一晩でかなり積もったようですね。

ナナちゃんの散歩が無いので、のんびり朝寝で朝食も7時半頃でした。

朝食後、日記を書き終えて、とりあえず鰺ヶ沢駅に行って待機することにしましたが、青森行きの「リゾートしらかみ」の出発時間は、11時47分なので3時間楽しめるのです。

とりあえず町の観光案内場に荷物を預けて鰺ヶ沢を散策しようと思っていたのに、観光案内所が開くのは9時過ぎとことですが、自治体が言う、この”過ぎ”って言葉は信用できないね。


駅のホームでは、ディーゼル列車の連結作業をやっていたので拝見させていただきました。

連結前に、まず積もった雪の排除をしなければいけないのですが、文明の利器の登場はありませんでした。




はい、連結完了。

やはり9時を過ぎても観光案内場は開いて居ません。信頼出来ない時間を待つより、タクシーでわさおに逢いに逝くことにしたのでした。


こちらがわさおの実家「きくや商店」であります。横の看板には「志村けんさまが来たお店」。まるで、皇室御用達のようですね。



さて、わさおはどこかな、お店の周りを探していると、お店の中から先客が、わさおは中に居るよと教えてくれましたよ。

これはわさおじゃありません。ワサオの嫁さんつばきです。赤鼻でちょっとナナちゃん似だったけど、ワンワン吠えてうるさいのは、似てません。

わさおは奥でお休み中。
でも声をかけると、こっちを見てくれました。

確かに、ブサイクじゃ無くて、ブサ、ブサかわ犬でした。

触っちゃいけないとのことなので、近くから拝見するだけでしたけどね。

店内には、亡くなった飼い主である菊谷節子さんとの思い出写真がいっぱい飾られていました。菊谷節子さんの生前はわさおに逢いに来る人にも優しく接してくれたようですが、昨日は話しかけても面倒くさそうに応えるだけの無愛想な店員でしたよ。あんな人間をブサかわじゃ無く、ブサブスとでも言うのでしょうか、それでいて、テレビ局にはすり寄って行く、まるで自分が芸能人にでも成ったかのような転院の態度に、わざわざ訪れる観光客にも評判が悪いようだと、タクシーの運転手が言ってました。

「きくや商店」の裏は荒れた日本海でした。


約20分ほどの滞在で「きくや商店」を出て、再びタクシーで漁港に行ってもらいました。

着いた時は晴れていたのに、その後急に目の前が見えなくなるほどの吹雪に覆われてしまったけど、楽しい雪国の経験をさせていただきました。



ちょっと吹雪くと、家の玄関はこんな感じになってしまうのです。

外で飼われているワンちゃん、吹雪に負けずに吠えてたけど、ワサオより可愛いね。

鰺ヶ沢「海の駅わんど」。2階は郷土出身力士舞の海の展示館です。

ここでイカの一夜干しなどを買って宅配したのでしたが、この時期の交通事情が読めないので、這いたく指定は出来なくても良いかと言われてしまいましたが、そのうちに到着することでしょう。

駅に戻って、鰺ヶ沢9時56分発上り「リゾートしらかみ」、昨日乗った青池編成を狙ってみました。




五能線のキハ48、総てオレンジ色です。














延々待って、ようやく我々の出発時間がまいりました。「リゾートしらかみ1号」ぶな編成です。



さすが新造車両だけあって、内装が綺麗ですね。

酒好きの方が喜びそうな「おらほカウンター」。


先頭車両では、津軽三味線の生演奏中。



五所川原と言えば、テレビも無ぇラジオも無ぇ、おらの村には電気が無ぇって所だけど、列車は走ってた。



「リゾートしらかみ1号」ぶな編成の床は木材が使われてしました。これブナなのかな。



新青森到着。 「リゾートしらかみ1号」ぶな編成は、青森行ですが、親戚が迎えに来ているので、新青森で下車しました。





親戚ご夫婦にお寿司をご馳走になり、昼間からお酒もちょっぴり頂いてしまいましたよ。

親戚ご夫婦と別れ、ほろ酔い気分で、青森駅。

懐かしい写真発見。このホーム、北海道に帰る途中に何度もお世話になりましたね。

かつての東北本線、新幹線の開業で青い森鉄道員なってしまったのです。


こちらのは奥羽本線弘前行にて、新青森まで4分の旅。




新青森で新幹線に乗り換えます。


学生時代に北海道から帰る途中の青森駅で、必ず立ち尾寄った駅そば。
今では所も品も変わってしまったけど、なつかしの青森駅の空気に違いは無いはず。

決しておいしとは言えないけど、店員のおばちゃんとの訛った会話で、連絡線を降りたホームで食べた味を思い出させてしただきました。


学生時代は駅そばで夕食、夕方発の満席の急行十和田で上野まで約13時間かかったのですよ。

それが今では、ほとんど乗客の居ない綺麗な車内で、

飲めない酒を呑んでウトウトしている間に、

あっという間に上野駅。

あの頃は、これで暫く故郷に帰れ無いと見上げた中央改札、今も変わら頭上壁画、あぁ上野駅。

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