back

令和8年(2026)11月2日(月)

 今朝は夜明けとともに、ビクトリー君とレインボーちゃんが、いつものようにあほまろのところへやって来ましたよ。

 おはよう、レインボーちゃん。

 おはよう、ビクトリー君。

 二羽とも元気そうで何よりですね。
 今朝は久しぶりに綺麗な朝焼けが見られましたが、昔から「朝焼けは雨」と言われるように、東京も午後から雨になる予報です。濡れないように気をつけてくださいね

 ビクトリー君は、さっそく得意の朝の舞を披露してくれましたよ。

 大きく翼を広げて、ふわりと宙に浮かび、あほまろの手を目がけて飛んでくるのです。羽ばたくたびに風が頬をかすめ、まるで「今日も元気に遊ぼうよ」と誘っているようですね。
 ビクトリー君の舞は、長年の付き合いだけあって、なかなか堂に入ったものですよ。

 ところが、そんな楽しいひとときに、突然、横から一羽のハトが勢いよく飛び込んできました。

 おやおや、クロちゃんじゃありませんか。

 おはよう、クロちゃん。今朝も元気いっぱいだね。

 クロちゃんは、まるでビクトリー君に対抗するかのように、大きく翼を広げて、あほまろの目の前で華麗な舞を披露してくれたのです。

 クロちゃんは、まだ若いだけあって、羽ばたきにも勢いがあります。大きく翼を広げ、急旋回したかと思えば、今度はあほまろの手に向かって一直線。まるで自分の飛行技術を自慢しているかのようですね。

 一方のビクトリー君は、慌てる様子もなく、落ち着いた飛び方で応じております。

 若さと勢いのクロちゃんに対して、こちらは経験と貫禄のビクトリー君。どちらの舞が上手なのか、甲乙つけがたいところですよ。

。

 もっとも、あほまろにとっては、どちらが上手でも構いません。こうして毎朝、元気な姿を見せてくれることが何より嬉しいのですからね。

 それにしても、ハトたちは本当に面白いものです。

 同じように見えるハトでも、それぞれに性格があり、仕草も違えば、あほまろへの接し方も違います。長く付き合っていると、そんな個性まで分かるようになるのですよ。

 クロちゃんが得意げに朝の舞を披露していると、その様子が気になったのでしょうか。今度はハート君とピースちゃんもやって来ましたよ。

 クロちゃんの父ちゃんと母ちゃんのお出ましですよ。

 おはよう、ピースちゃん。

 おはよう、ハート君。

 まるで、「うちの息子が、また何かやらかしているんじゃないだろうな」と、様子を確かめに来たようですね。

 クロちゃんったら。朝からそんなに飛び回って、少しは落ち着きなさいよ。
 そんな母ちゃんの小言が聞こえてきそうですよ。

 クロちゃんも生まれてから半年ほどが過ぎ、すっかり立派な若鳥に成長しました。体つきも親鳥たちと変わらなくなり、飛ぶ姿にも力強さが感じられるようになりましたよ。
 それでも、親にとって子どもはいつまでたっても子どもなのでしょうね。
 あほまろがクロちゃんと遊んでいると、いつもハート君とピースちゃんが見守っているのです。

back