今朝は夜明けとともに、ビクトリー君とレインボーちゃんが、いつものようにあほまろのところへやって来ましたよ。
おはよう、レインボーちゃん。
おはよう、ビクトリー君。
二羽とも元気そうで何よりですね。
今朝は久しぶりに綺麗な朝焼けが見られましたが、昔から「朝焼けは雨」と言われるように、東京も午後から雨になる予報です。濡れないように気をつけてくださいね
ビクトリー君は、さっそく得意の朝の舞を披露してくれましたよ。
大きく翼を広げて、ふわりと宙に浮かび、あほまろの手を目がけて飛んでくるのです。羽ばたくたびに風が頬をかすめ、まるで「今日も元気に遊ぼうよ」と誘っているようですね。
ビクトリー君の舞は、長年の付き合いだけあって、なかなか堂に入ったものですよ。
ところが、そんな楽しいひとときに、突然、横から一羽のハトが勢いよく飛び込んできました。
おやおや、クロちゃんじゃありませんか。
おはよう、クロちゃん。今朝も元気いっぱいだね。
クロちゃんは、まるでビクトリー君に対抗するかのように、大きく翼を広げて、あほまろの目の前で華麗な舞を披露してくれたのです。
クロちゃんは、まだ若いだけあって、羽ばたきにも勢いがあります。大きく翼を広げ、急旋回したかと思えば、今度はあほまろの手に向かって一直線。まるで自分の飛行技術を自慢しているかのようですね。
一方のビクトリー君は、慌てる様子もなく、落ち着いた飛び方で応じております。
若さと勢いのクロちゃんに対して、こちらは経験と貫禄のビクトリー君。どちらの舞が上手なのか、甲乙つけがたいところですよ。
もっとも、あほまろにとっては、どちらが上手でも構いません。こうして毎朝、元気な姿を見せてくれることが何より嬉しいのですからね。
それにしても、ハトたちは本当に面白いものです。
同じように見えるハトでも、それぞれに性格があり、仕草も違えば、あほまろへの接し方も違います。長く付き合っていると、そんな個性まで分かるようになるのですよ。
クロちゃんが得意げに朝の舞を披露していると、その様子が気になったのでしょうか。今度はハート君とピースちゃんもやって来ましたよ。
クロちゃんの父ちゃんと母ちゃんのお出ましですよ。
おはよう、ピースちゃん。
おはよう、ハート君。
まるで、「うちの息子が、また何かやらかしているんじゃないだろうな」と、様子を確かめに来たようですね。
クロちゃんったら。朝からそんなに飛び回って、少しは落ち着きなさいよ。
そんな母ちゃんの小言が聞こえてきそうですよ。
クロちゃんも生まれてから半年ほどが過ぎ、すっかり立派な若鳥に成長しました。体つきも親鳥たちと変わらなくなり、飛ぶ姿にも力強さが感じられるようになりましたよ。
それでも、親にとって子どもはいつまでたっても子どもなのでしょうね。
あほまろがクロちゃんと遊んでいると、いつもハート君とピースちゃんが見守っているのです。