あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和8年(2026)3月22日(日) 旧暦2月4日 大安

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今朝の撮影 Data

SONY α1 II
Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG
iPhone 17ProMAX
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
781

- 見上げれば 花に埋もれて時忘れ首の痛みに春を知るなり -

日記写真

 今朝の外気温は昨日と同じ5℃でしたが、風がなかったおかげで、冷たさはそれほど感じられませんでしたよ。
 昨日の日中は晴天に恵まれ、実に気持ちの良い一日でございましたが、今日もまた穏やかな天気が続きそうですね。昼間は17℃まで気温が上がり、春らしい陽気となる見込みです。午後になるにつれて雲が増えてくる予報ではありますが、雨の心配はないようですので、お出かけには申し分のない一日となりそうです。
 ソメイヨシノはまだ見頃には至っておりませんが、境内のシダレザクラはすでに満開。ひと足早い春の彩りを楽しみに、お花見に出かけてみるのもよろしいでしょう。
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  宝蔵門前のシダレザクラが、ついに満開となりました。見上げれば、やわらかな花の滝が朝の空気に溶け込み、まるでこの世とあの世の境目が曖昧になったかのような、不思議な静けさに包まれておりましたよ。
 あほまろは、いつものようにカメラを提げて立ち尽くしながら、「ああ、ようやく春がここまで来たのだな」と、しみじみと感じておりました。
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 ソメイヨシノも、ようやく花数を増やし始めましたね。まだ満開には遠いものの、その控えめな咲き方が、かえって「これからの盛り」を予感させて、なかなか憎い演出でございます。満開のシダレと、咲き始めのソメイヨシノ――まるで、舞台の主役交代の前触れのようでございますね。
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 日本人にとって「花」と言えば、まず思い浮かぶのは桜。これはもう理屈ではなく、条件反射のようなものでしょう。和歌や俳句の世界では、「花」と書けばそれだけで桜を意味するという、この簡潔にして奥深い約束事に、あほまろはいつも心を打たれるのであります。
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 かつて浅草寺の新奥山に、「三匠句碑」と呼ばれる石碑が静かに佇んでおりました。そこには、江戸の俳諧を彩った三人の句が刻まれていたのでございます。

 西山宗因「ながむとて花にもいたし頸の骨」
 松尾芭蕉「花の雲鐘は上野か浅草か」
 宝井其角「ゆく水や何にとどまるのりの味」

 さらにその傍らには、正岡子規の「観音で雨に遭いけり花盛」の句碑もありましたね。
 残念ながら、これらの石碑は今はもう撤去されてしまいました。しかし、不思議なもので、姿は消えても、句の響きはあほまろの中にしっかりと残っているのでございます。人の記憶というものは、案外しぶといものですね。いや、単にあほまろがしつこいだけかもしれませんが。
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  さて、宗因の句。これは一見すると、少々分かりにくいかもしれません。しかし、あほまろに言わせれば、これぞ江戸の洒落の真骨頂。
「花を見上げていたら、首が痛くなった」
 ただそれだけの話でありながら、そこに込められているのは、西行法師の名歌――

「眺むとて 花にもいたく 馴れぬれば 散る別れこそ 悲しかりけれ」

 この雅な調べを踏まえながら、後半で一気に俗世へ引き戻す。その転調の妙たるや、思わず「ああ、やられた」と膝を打つほかございません。いわば、「花疲れ」をオヤジギャグに仕立てたようなもので、これが江戸の粋というやつなのでしょう。
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 そして芭蕉の句。

「花の雲鐘は上野か浅草か」

 これはもう、説明するのも野暮というほどの名句でございますね。春霞のように広がる桜の中で、どこからともなく響いてくる鐘の音。その出どころを「上野か浅草か」と迷う――この曖昧さこそが、風情なのでございます。
 当時、江戸には「時の鐘」が九か所に設けられ、明六つ、正午、暮六つと、一日に三度、時を告げておりました。この句に詠まれているのは、おそらく夕暮れの「暮六つ」。
 桜の雲の向こうから、静かに響いてくる鐘の音――その音を頼りに、上野か浅草かと想いを巡らせる。芭蕉は、あえて答えを示さず、読む者に想像の余白を与えているのですね。
 あほまろは、この句に触れるたびに、江戸の人々がいかに「音」までも風景として楽しんでいたのかに、深い感動を覚えるのであります。
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 今朝の浅草寺。鐘の音が鳴る前から、聞こえるのは観光客のカメラのシャッター音と、ざわめき。しかし、その奥には、確かにあの時代の余韻が重なっているのですよ。

 桜は変わらず咲き、時代だけが移ろう。
 人は入れ替わっても、花の記憶だけは消えない。

 あほまろは、そんなことを考えながら、満開のシダレザクラの下にしばし佇んでおりました。
――そして、いつものように、余計なことまで考えてしまうのでございます。
「桜は美しい。しかし、見上げすぎると首が痛い」
 宗因の句が、まるで現代のあほまろに向けられた忠告のように思えて、思わず苦笑してしまいましたよ。
 では最後に、今朝の気分を狂歌にて。

「見上げれば 花に埋もれて時忘れ首の痛みに春を知るなり」(阿呆人也)

 美しさとは、時に少しばかりの痛みを伴うもの――それもまた、春という季節の味わいなのでございましょうね。
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 浅草寺の裏広場には観光客の喧騒も届かず、ただ静かな空気が流れる、とっておきの場所でございます。その片隅で、人知れず「時間の重なり」をそっと見せてくれているのです。
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 新しい葉が芽吹き始める中でも、昨年の実を手放さずに残してくれていたハナカイドウ。その健気な姿に、あほまろは毎朝小さな楽しみをもらっておりましたが、その実も昨日落ちてしまいましたよ。
 季節が進んだ証とはいえ、ひとつの楽しみが消えてしまうのは、やはり少し寂しいものでございますね。
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 今朝の日の出は午前5時42分。
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 宝蔵門前のシダレザクラが、ほぼ満開になりました。
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 この桜、ただのシダレザクラではございません。日本三大桜のひとつとして名高い、福島県の「三春滝桜」の子孫樹と伝えられる、由緒正しき一本でございます。
 その血筋を見事に受け継ぎながら、毎年欠かさず美しい花を咲かせ、訪れる人々に春の訪れを静かに告げてくれるのでございます。
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 ボケの花。
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 境内の河津桜。花びらは静かに姿を消し、その代わりに若々しい緑の葉が枝いっぱいに広がり始めました。そして、その葉のあいだからは、小さな実もそっと顔をのぞかせておりました。
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 浅草神社のソメイヨシノも花を増やしていますよ。
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 明るくなるとカメラを構える方々で混雑してしまいますが、日の出前であれば、その光景を独占することができるのですよ。
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 シキザクラも三度の花を増やしておりましたよ。
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 今朝はヒヨドリがやって来て、花をついばんでおりました。
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 今朝の日の出は午前五時四十二分。いつもなら、あほまろがビクトリー君と遊んでいる時刻でございます。
 しかし、今朝はどうしたことか、その姿が見えません。
「もしや、足の具合が悪くて巣から出られないのでは…」
 そんな不安が胸をよぎり、あほまろは境内をぐるりと見渡しておりました。
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 そのとき、どこからともなく羽音が聞こえたのでございます。ふと見上げると、本堂の屋根の上に――。
「ビクトリー君、おはよう!」
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 声をかけると、まるで応えるかのように、彼は手水場へと舞い降りてまいりました。
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 まずは一口、水を飲み、
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 それからゆっくりと、あほまろのもとに飛んで来ました。
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 あほまろは思わず息をのみました。
 昨日よりも、明らかに足の具合が悪くなっているようなのでございます。
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 棚の上を歩くよりも、飛んだ方が楽なのでしょうか。ほんのわずかな距離であっても、羽を広げて移動しているのです。
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 近くで様子を見てみると、外傷は見当たりません。どうやら骨折か、あるいは捻挫のようで、足をかばうようにしておりました。
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 その仕草のひとつひとつに、痛みがにじんでいるようで、見ているこちらの胸まで締めつけられる思いでございましたよ。
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 そして今朝も、パートナーのレインボーちゃんの姿は見えません。
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 もしかすると、屋根の上で探していたのでしょうかね。
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 ひとしきりあほまろと過ごしたあと、
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 ビクトリー君は再び屋根の上へと戻っていってしまいました。
――やはり何か、ただならぬことが起きている。そんな予感が、静かな朝の境内に重く漂っているのでございました。
 可哀そうではありますが、あほまろにはどうすることもできません。ただ見守ることしかできない、このもどかしさ。それでも、今朝もこうして姿を見せてくれたことが、せめてもの救いでございました。
 どうか、もう一度――あの軽やかな舞を、見せておくれ。
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 おはよう益美さん。
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 おはようございます。今朝は開門4分前にやって来た、山本さん、野崎さん、金山さん、五味と高橋さん。
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 梶原さんが加わると、早朝の七福神でしたよ。
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 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。
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 奥山の奥に移動された「日本のナイチンゲール」と称される瓜生岩子像。
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 影向堂のお庭のソメイヨシノは、まだ二分咲きでした。
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 春の境内をご覧下さい。
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 イロハモミジの枝先では、早くも新葉の準備が始まってきました。
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 こちらのソメイヨシノはまだ開花してませんでした。
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 昨年から落ちずに、いまだに枝にしがみついているソメイヨシノの四枚の葉。いったいどこまで踏ん張ってくれるのかな、頑張ってください。
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「散りそびれ 時の流れに 抗(あらが)いて 幹しがみつく 意地の四枚葉」(阿呆人也)
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 今年は花が少ない椿の花。
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 椿の花は、花びらが一枚ずつ散るのではなく、花の形のままぽとりと落ちてしまうのが特徴です。
 その様子が「首が落ちる」ことを連想させるため、江戸時代の武家屋敷では縁起が悪い花とされ、代わりに山茶花が植えられていたといわれております。
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 境内の木々はすべて伐採され、現在は一帯を平らに整地する工事が進められております。かつて鬱蒼とした木立に包まれていた面影はすっかり消え、いまはただ、広々とした空が静かに広がるばかりとなりました。
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 今朝も薄い「天空半影」が見られましたよ。
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 あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。
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 夕べの睡眠は76%でした。
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 おはようヒロちゃん。
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 今朝の朝の朝食は、お肉とチェリソーと野菜とタマゴにチーズパン。デザートはデコポンと長命寺の桜餅。
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 妻のコレクションは、春物に着替えてお出かけの、千草ちゃんとペコちゃん。
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 昨日の東京スカイツリー。
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 あほまろお帰りなさい。
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 夕焼けが眩しそうでした。
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 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、久しぶりに近所の寿司屋さんから出前一丁。デザートはブ長命寺の桜餅。妻のコレクションは、さつきさんとアメリカ帰りの早苗さん。
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Memo
iPhone 16 ProMAX

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