令和8年(2026)3月7日(土) 旧暦1月19日 先勝
今朝の撮影 Data SONY α1 II Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG iPhone 17ProMAX 現像 Adobe PhotoshopLightroomCC 撮影枚数629枚
- 咲かぬなら咲かせてみせよ島椿 造花椿も観る者知らず -
今朝は、低気圧が発達しながら通過した影響で、激しい雷雨となりました。しかし予報によると、午前五時には雨が上がるとのことでしたので、今朝の散歩はいつもより一時間遅らせて出発することにしました。 まだ人影もまばらな境内で、咲き始めた椿の木に目をやると、枝の上に一羽の鳥がとまっているのに気付きました。灰色がかった羽に、少しとぼけたような顔つき――おなじみのヒヨドリでございます。 ヒヨドリは、しばらく辺りの様子をうかがうように首をかしげておりましたが、やがて真っ赤に咲いた椿の花に顔を近づけ、器用にくちばしを差し込んで蜜を吸い始めました。どうやら、この寒い季節の貴重な甘味を、朝食代わりにいただいているようでございます。 椿の花といえば、昔から「花のままぽとりと落ちる」ことで知られ、武士の世界ではあまり縁起が良くないと敬遠されたこともありました。しかし、こうしてヒヨドリが花の蜜を求めて訪れる様子を眺めていると、そんな人間の都合などどこ吹く風。自然の世界では、ただ命をつなぐための静かな営みが繰り返されているだけなのでしょう。 ヒヨドリは蜜を吸い終えると、満足そうに喉を震わせ、「ピィーヨ、ピィーヨ」と一声鳴いて、また別の枝へと移っていきました。まるで「あほまろ、ちゃんと撮ってね」とでも言いたげな顔でございます。 人間の世界では、朝からニュースを開けば、どこか遠くの国の争いや、景気の数字や、何やら難しい話ばかりが飛び込んでまいります。しかし、この境内の椿の木の上では、ただ一羽のヒヨドリが蜜を吸い、静かな朝が始まっているだけ――それだけで、あほまろには十分にありがたい光景なのでございます。 自然というものは、時に人間の理屈よりも、ずっと素直で正直なものですね。椿の赤い花とヒヨドリの灰色の羽が、まだ薄暗い境内にぽつりと浮かび上がる様子を眺めながら、あほまろは今日もまた、静かにシャッターを切ったのでございました。 さて、そんな光景を見ておりますと、ついこんな狂歌が浮かんでまいりました。 「椿吸う ヒヨドリ先に春を知り 人は天気を見てから騒ぐ」(阿呆人也) 自然はいつでも、ほんの少しだけ人間より先を歩いているようでございますね。 あほまろは今朝、境内の椿の花を眺めながら、ふと昔の仕事のことを思い出しましたよ。 椿の花というのは、なかなか気まぐれなもので、咲く時は見事に咲き誇りますが、自然の都合で人間の予定などお構いなし。そんな椿に、あほまろはかつて随分と振り回されたことがあったのでございます。 あれはまだ、あほまろがCM制作に関わっていた頃の話。舞台は伊豆大島、そして題材は「あんこ椿」でございました。 撮影前に役場へ問い合わせると、「伊豆大島椿まつり」は二月一日から開催されるとのこと。例年ならその頃には椿が見頃になり、撮影の頃には満開の景色が広がっているはずだという、たいそう心強いお返事をいただいたのでございます。 ところがであります。いざ撮影日が近づき、念のため再び開花状況を役場に確認してみると―― 「今年は開花が遅れておりまして、まだほとんど咲いていないんですよ」との、なんとも頼りないお知らせ。 しかしこちらは、スタッフとキャスト数十名引き連れて、二泊三日の撮影スケジュールを組んでおります。日程を動かすことなど、とても出来る状況ではありません。 そこで制作部の誰かが、ぽつりとこう言ったのでございます。 「無いなら……持って行けばいいんじゃない?」 この一言で事態は決まりました。そう、椿が咲いていないなら、咲かせてしまえばいいのでございます。 急遽、都内を駆けずり回って大量の椿の造花をかき集め、スタッフ一同それを抱えて伊豆大島へ渡るという、なかなか豪快な作戦となったのでございました。 そして島に到着してからが、また大仕事。撮影前日の夜、スタッフ総出で、さらには役場の皆さんまで手伝ってくださり、撮影地一帯の木々に椿の造花を取り付ける作業を行いました。 真夜中までかかって、山の斜面一帯に椿の花を咲かせていく光景は、まるで人間が自然を相手に大規模な悪戯をしているようで、あほまろは心の中で苦笑していたものです。 こうして完成した「満開のあんこ椿の大島篇」。 その景色の中で撮影された「あんこ椿篇」のCMは、見事に完成しました。 たった十五秒と三十秒のCM映像でしたが、画面いっぱいに広がる椿の花は、まるで本物以上に満開のように見えたのでございましたよ。 さて、撮影終了後のことでございます。スタッフの一部は島に残り、翌日に造花の椿をすべて撤収する予定でした。 ところが役場の方から、こんなお願いがあったのです。 「実は……椿まつりの最中なのに、まだ本物の椿がほとんど咲いていないんです。花が無くて困っておりまして……もしよろしければ、このまま残していただけませんか」 なんとも正直なお話でございます。 こうして撤収作業は中止となり、あほまろたちが夜中まで取り付けた椿の造花は、そのまま島に残されることになったのでございます。 後日、CMが完成してテレビで放映されると、画面いっぱいに咲き誇る椿の景色が島で話題となり、「伊豆大島の椿は見事だ」と、たいそう良い宣伝になったとのことで、役場の皆さんから感謝の言葉までいただいたのでした。 それを聞いて、あほまろは思ったものです。 「これは……本末転倒というやつではないか」とね。 本物の椿が咲く前に、CMのために人間がヒヨドリの来ない椿を咲かせてしまうとは、なんとも不思議な話でございました。 今朝、境内の椿の花を見ながら、あほまろはそんな昔の出来事を思い出して、つい笑ってしまいましたよ。自然の花は、造花のように都合よくは咲きませんが、それでもやはり、本物の椿には敵いませんからね。 さて、そんなことを思い出しながら、今朝の椿を眺めていると、こんな狂歌が浮かびました。 「咲かぬなら咲かせてみせよ島椿 造花椿も観る者知らず」(阿呆人也) 自然には勝てぬと知りつつも、人間はつい、こんなことをしてしまうのでございますよね。 今朝もお月さまが、雨上がりの空から顔を出してくれました。 浅草寺の裏広場には観光客の喧騒も届かず、ただ静かな空気が流れる、とっておきの場所でございますが、真っ暗い時の方が良かったかもね。 新しい葉が芽吹き始めても、枝先にはなお昨年の実を手放さず残しているハナカイドウの実。 今朝の日の出は午前6時3分。 雨上がりのシキザクラ。 紅梅も終わってしまいましたよ。 国民的大女優・有村架純妃ご本人のお手植えとして浅草寺に奉納された、由緒ある河津桜は葉桜になっても満開を保っておりました。 今朝は日の出10分前に、 おなじみ、ビクトリー君がやってきました。 しかも今朝は、パートナーの レインボーちゃん も一緒でしたよ。 レインボーちゃんの首元は、光を受けて鮮やかな 緑色 に輝き、一方のビクトリー君は、どこか気品のある 薄紫色 をまとっております。 同じハトでも、どうしてこのように色合いが違って見えるのでしょうね。 角度や光の当たり方で色が変わるのは、羽の構造によるものなのでしょうが、 あほまろはつい、人間の顔のように お互いを見分けるための印 なのではないかと想像してしまうのです。 二羽はそろって、あほまろの周りをくるくると舞いながら、朝の挨拶でもするかのように 乱舞 を見せてくれました。 静かな境内に羽音だけが響き、夜明け前の空気が少しだけ賑やかになったのでございます。 ビクトリー君の得意技は、あほまろが手を差し出すと、ひらりと飛び乗ってくることです。 その軽やかな動きは、まるでフィギュアスケートの りくりゅうペア の演技を思わせるようで、息の合った見事なパフォーマンスなのでございます。 ちょっと遅れてハートちゃんペアもやってきましたが・・・、 今朝もビクトリー君に追い出されてしまいましたよ。困った奴だね。 おはよう陽子さん。 おはようございます。今朝は開門3分前にやってきた、山本さん、野崎さん、高橋さん。 おはよう益美さん。よそ行きのお着物ですね。 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。 奥山の奥に移動された「日本のナイチンゲール」と称される瓜生岩子像。 春の境内をご覧下さい。 まだ寂しいイロハモミジ。 こちらも寂しいソメイヨシノ 昨年から落ちずに、いまだに枝にしがみついているソメイヨシノの四枚の葉。いったいどこまで踏ん張ってくれるのかな、頑張ってください。。 「散りそびれ 時の流れに 抗(あらが)いて 幹しがみつく 意地の四枚葉」(阿呆人也) 境内の木々はすべて伐採され、現在は一帯が平らに整地される工事の最中です。かつての木立の面影はなく、広々とした空だけが静かに広がることでしょう。 あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。 ------------------------------------------------------- 夕べの睡眠は83%でした。 おはようヒロちゃん。 今朝の朝の朝食は、野菜とお肉を巻いたタマゴ焼きとクルミパン。デザートはイチゴ。 妻のコレクションは、旅の天使と女神さま。 後ろのテレビに花嫁さんが写ってた、綺麗な方ですね。 昨日の東京スカイツリー。 しゅと犬くん。 あほまろお帰りなさい。 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、焼き肉丼。デザートはいよかん。 妻のコレクションは、侍ジャパンを応援する、ロイヤルさんとローズさん。 Memo iPhone 16 ProMAX