令和8年(2026)2月22日(日) 旧暦1月6日 赤口
今朝の撮影 Data SONY α1 II Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG iPhone 17ProMAX 現像 Adobe PhotoshopLightroomCC 撮影枚数634枚
故郷を向かせてやれぬもどかしさ フェンスの隙間に祈りを写す
境内西側をフラットにするバリアフリー工事が、いまも粛々と続いております。完成は八月三十一日までとのこと。あほまろが長年、朝の光とともに撮り続けてきた見慣れた景色も、いまは目隠しのフェンスの向こう側へと消えてしまいましたよ。 変わらぬものを写してきたつもりが、実は変わり続ける時間を写していたのだと、いまさらながら思い知らされております。 境内一帯は白いフェンスに覆われ、工事の進捗はほとんど見えません。それでもあほまろは、フェンスの上から腕を伸ばし、ノーファインダーでそっとカメラを掲げるのでございます。 写っているかどうかは神のみぞ知る――いや、観音さまのみぞ知る、でございますね。新奥山一帯の諸碑はすべて撤去され、あの静かな碑群の佇まいも消えてしまいました。けれど、隙間から覗いたその先に、ひときわ気になるお姿がございました。 瓜生岩子像です。どうやら、解説板とともに奥へ移設されたようです。工事が終わるまでは、近くで手を合わせることは叶いませんが、フェンス越しの写真ならば、これからも撮り続けることができそうですよ。 これまでは南西を向いておられた像が、新しい場所では九十度向きを変え、東南を向いてしまいました。 岩子女史の故郷・会津は北西。できることなら、故郷の山河を向かせて差し上げたかった――などと、余計なお世話を考えるのが、あほまろの悪い癖でございます。 この像は、岩子女史の善行を称え、あの近代日本経済の父ともいわれる、渋沢栄一氏の協力により、明治三十四年(1901)に完成し、浅草寺に建立されたものでございます。 岩子女史(1829−1897)は会津に生まれ、その半生を社会福祉に捧げ、「日本のナイチンゲール」と称された方。児童教育、女性救済、貧民救済――その活動は広範に及び、明治二十九年には女性として初めて藍綬褒章を受章されました。 岩子女史が、死の二日前に詠まれた和歌がございます。 「老いの身の ながからざりし 命をも助けたまへる 慈悲の深さよ」 その境地に、あほまろは毎朝、そっと頭を垂れてきたのでございます。「いつかNHKの大河ドラマで」と、密かに願いながら。 そういえば、今年前期の朝ドラ「風、薫る」は、明治期に近代看護を確立した「大関和(おおぜき ちか)」と「鈴木雅(すずき まさ)」をモデルにした物語だとか。 どちらも素晴らしい看護婦でございます。けれど、どうして岩子女史を取り上げてくれなかったのか――と、あほまろは少々“残年”に思っているのでありますよ。 残念と老年をかけた駄洒落でございますが、笑っていただければ幸いです。 今回の改修は、景観と回遊性の向上を目指し、境内全体に統一感をもたらす計画の一環とのこと。格式を守りながら、現代の動線に合わせて整える――それが時代の要請なのでしょう。 寺院は「変わらぬもの」の象徴であるはず。けれど、変わらなければ守れない時代でもあるのですね。 フェンス越しに像を見つめながら、あほまろは思いました。 「変わる世に 変わらぬ慈悲を置き去りに 向きまで変わる像もまた慈悲」(阿呆人也) そしてもう一首。 「故郷を 向かせてやれぬもどかしさ フェンスの隙間に祈りを写す」(阿呆人也) あほまろは、今日もフェンス越しにカメラを掲げます。見えないものを写すために。消えゆく景色を、せめて記憶の中にとどめるために。 変わる浅草。それでも、慈悲の心だけは、どうか向きを変えませんように願いながら。 三連休二日目の今日は、日本列島付近に暖かく湿った空気が流れ込んでいるようで、早朝の外気温は6℃と、この時期としてはやや高めでございました。 しかし、大気の状態は不安定。大陸の低気圧と太平洋高気圧の間で気圧傾度が大きくなるため、全国的に南寄りの強風が吹く予想となっております。条件が整えば「春一番」となる可能性もあるようですね。 暖気の流入によって気温はさらに上昇し、東京の最高気温は18℃、4月並みの陽気が見込まれております。北陸などでは、ところによって5月並みの気温が予想されており、積雪の多い地域では融雪による災害にも注意が必要でございます。 また、気温の上昇と強風の影響で、スギ花粉の飛散量も増える見込みです。花粉症の方は、外出時のマスクや眼鏡の着用など、十分な対策をなさってくださいませ。 あほまろが毎朝歩く、浅草寺の裏広場には観光客の喧騒も届かず、ただ静かな空気が流れる、とっておきの場所でございます。 今朝もまた、その片隅で、人知れず「時間の重なり」をそっと見せてくれておりました。 新しい葉が芽吹き始めても、枝先にはなお昨年の実を手放さず残しているハナカイドウの実。 季節が一歩先へ進もうとするその傍らで、過ぎた時を静かに抱え続ける姿に、あほまろは毎朝そっとエールを送っております。 今朝の日の出は午前6時20分。 国民的大女優・有村架純妃ご本人のお手植えとして浅草寺に奉納された、由緒ある河津桜が満開を迎えております。 五重塔の下に、ひっそりと立つ一本の梅。その枝先に小さな花がほころんでおりました。 この梅は、一枝に白と紅、二色の花を咲かせる珍しい品種でございます。 一般には「思いのまま」あるいは「源平咲き」とも呼ばれておりますね。一本の木に、まるで気まぐれのように色を変えて咲く姿は、まさに“思いのまま”。 ボケの花。 境内の河津桜は、いまも満開を保っております。本場・河津で見る桜の華やかさも格別ではございますが、やはり地元で、毎朝の散歩道で出会う桜には、ひとしおの愛着を覚えてしまうものですね。 見慣れた風景の中で咲く花だからこそ、その一輪一輪が、よりいとおしく感じられるのでございます。 境内の片隅、まだ人影もまばらな朝の土の匂いの中に、ひっそりと咲く僅かひとたまりの水仙の花。 誰に見せるでもなく、誰に褒められるでもなく、ただ静かに、白い花弁と黄色の盃を掲げております。冷たい地面に寄り添いながらも、その姿にはどこか凛とした誇りが感じられますね。 思い返せば、去年まではここに一株だけ、紫君子蘭が咲いていたのでした。 あの気品ある紫の花はいつの間にか姿を消し、代わりに水仙が根を張っている。境内の植物たちも、静かに世代交代をしているのでしょうか。 去年の紫、今年の白。 移ろいながらも、この小さな一角だけは、毎年きちんと春を告げてくれるのでございます。 まだ頑張るシキザクラ。 少しずつ花びらをこぼしながらも、なお満開を保ち続ける白梅の花。散りゆく気配をまといながら、それでも枝いっぱいに咲き誇る姿には、静かな気高さが漂っておりましたよ。 夜がほのかに明けはじめるころ、境内の主役はそっと入れ替わります。 その出番を待ちかねたかのように現れるのが、いつものビクトリー君でございます。 まだ空は群青色を残し、東京スカイツリーの影が静かに立つころ、彼はひと舞いして境内を一回り。 赤い柱の間をすり抜け、羽音を響かせながら、いつもの棚の上へと軽やかに着地いたします。 翼をひろげる姿は、まるで朝の光を受け止めるかのよう。首元にうっすらと浮かぶ緑や紫の光沢は、薄明の境内でいっそう艶やかに見えますね。 そして、くるりとこちらを向き、あの真っ赤な瞳でじっと見つめるのでございます。 「おはようございます。」 言葉はなくとも、その視線だけで十分に通じておりますよ。 少し胸を張り、ちょこんと揃えた足先。今朝も変わらぬ元気な姿に、あほまろの一日も静かに始まるのでございました。 おはようございます。今朝は開門2分半前にやってきた、山本さん、金山さん、野崎さんと高橋さん。 おはよう益美さん。 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。 春の境内をご覧下さい。 まだ寂しいイロハモミジ。 こちらも寂しいソメイヨシノ 昨年から落ちずに、いまだに枝にしがみついているソメイヨシノの四枚の葉。いったいどこまで踏ん張ってくれるのかな、頑張ってください。 境内の木々はすべて伐採され、現在は一帯が平らに整地される工事の最中です。かつての木立の面影はなく、広々とした空だけが静かに広がることでしょう。 今日も、あほまろの秘密基地でのんびりと、気ままに過ごすことにいたしますよ。 ------------------------------------------------------- 夕べの睡眠は71%でした。 おはようヒロちゃん。 今朝の朝の朝食は、アジの開きと野菜とタマゴに海苔ごはん。デザートはイチゴ。 妻のコレクションは、さつきさんとユキちゃん。 昨日の東京スカイツリー。 あほまろお帰りなさい。 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、久しぶりに近所の寿司屋さんから出前一丁。 妻のコレクションは、アナスイさんとオードーリさん。 Memo iPhone 16 ProMAX