令和8年(2026)2月9日(月)旧暦12月22日 先負
今朝の撮影 Data SONY α1 II Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG iPhone 17ProMAX 現像 Adobe PhotoshopLightroomCC 撮影枚数582枚
- 溶けぬまま春の気配が忍び寄る 雪だるまだけ冬見送るか -
昨日の東京は、久しぶりに本気を出した雪に見舞われ、ここ浅草の街も一夜にして白黒写真の世界へと様変わりしてしまいました。雷門も仲見世も、そして境内の木々までもが等しく雪化粧をまとい、思わずシャッターを切りたくなる光景が広がっておりましたよ。 そのあまりの写真映えに、あほまろは寒さなどすっかり忘れ、夢中になって雪の境内を撮り歩いていたのでございました。 降雪から一夜が明け、今朝は残雪で足を取られて転んではいけないと、用心深く雪用ブーツを履き、いつもの早朝散歩へと出かけたのですが……これが拍子抜け。 道の雪はほとんど消え、昨夜の大騒ぎはいったい何だったのかと、ブーツの出番のなさに苦笑いするばかりでした。どうやら雪は、人の心をざわつかせるだけざわつかせて、さっさと姿を消したようでございます。 境内を見渡すと、あちらこちらに名残惜しそうな雪だるまたちが点在しておりました。誰かに作られ、誰にも壊されず、じっと寒さに耐えながら立っているその姿は、どこか人間臭く、あほまろには他人事とは思えませんでしたよ。 この寒さの中で外気温はマイナス1℃、体感温度はマイナス5℃。まるで季節が「まだ帰さんぞ」と腕を掴んでくるかのような厳しい冷え込みで、雪だるまたちも溶ける気配すら見せず、むしろ誇らしげにその形を保っておりました。 「溶けぬまま春の気配が忍び寄る 雪だるまだけ冬見送るか」(阿呆人也) 天気予報では、冬型の気圧配置は次第に緩み、上空の寒気も弱まって、天気は回復へ向かうとのこと。晴れ間が広がる、などと聞けば、つい期待してしまうのが人情というものですが、現実はなかなか手強い。 朝の冷え込みはむしろ一段と厳しく、「これは本当に回復する気があるのかね」と、あほまろは空に向かって小さく皮肉を投げておりました。 それでも、日中は昨日より気温が上がり、東京の最高気温は8℃前後まで上昇する見込みとのこと。数字だけ見れば心も軽くなりますが、油断すると足元をすくわれるのが、この時季の浅草でございます。 それでもこの寒さの奥に、ほんのわずかですが、春が助走を始めている気配を、あほまろは確かに感じ取っておりました。 雪だるまがまだ溶けきらずに残る境内で、冬と春が綱引きをしている――そんな光景を眺めながら、今日もあほまろは静かに歩を進めております。 季節は急ぎ足でも、人の心はそう簡単には追いつきません。だからこそ、この寄り道だらけの季節の移ろいを、あほまろは今日も日記に書き留めているのであります。 さて、昨日は衆議院選挙の投開票日でございました。結果は予想通りと申しましょうか、高市自民党が316議席を確保し、単独で定数の3分の2を大きく上回る大勝となりましたね。 これにより、2月中旬には首相指名のための特別国会が召集され、第2次高市早苗内閣が発足する運びとなるようです。 高市首相は、昨年10月に誕生した第1次内閣から「顔ぶれは変えない」と明言しておりましたが、それもまた自信の表れなのでしょう。ひとつの政党が獲得した議席数としては戦後最多とのこと、これでようやく国会でも、腰を据えたまともで建設的な議論が交わされる……と期待したいところでございます。 もっとも、期待ばかりが先走るのも、あほまろには少々こそばゆい話でしてね。 あほまろは選挙のたびに、選挙公報をじっくり眺めてしまう性分なのですよ。候補者の顔ぶれを見ておりますと、主張がやたら尖っていたり、見た目が妙に気合い入り過ぎていたり、選挙活動そのものが「これは一体、何を目指しておるのだろう」と首を傾げたくなる方が、必ず紛れ込んでいるのでございます。 いわゆる、立候補しても泡のように現れては消えていく「泡沫候補」という方々ですよ。供託金を払ってまで立候補しながら、政策を訴えるでもなく、地道な選挙運動をするでもなく、どうにも売名行為にしか見えない――あほまろには、いつも不思議でなりません。 「そんなことに使うお金があるなら、もっと他に……」などと、つい下世話な皮算用までしてしまうのが、あほまろの悪い癖でございます。 思い出すのが、前回の東京都知事選挙では、立候補者が50名を超え、掲示板が足りないなどという、笑うに笑えぬ騒動もございましたね。 選挙のたびに立候補していた、ドクター中松氏や、羽柴誠三秀吉氏といった、ある意味“名物”のような泡沫候補の方々もいましたね。選挙という晴れ舞台に、毎回きちんと姿を現すその執念だけは、見上げたものでしたよ。 もっとも、日本は被選挙権が保障された国。どれほど奇抜であろうと、どれほど票が入らなかろうと、「泡沫候補」を取り締まることは出来ません。 民主主義とは、時に騒がしく、時に無駄が多く、そして時に首をかしげたくなるもの――それもまた、この国の選挙風景なのでしょう。 自民党大勝利の数字の裏で、泡のように消えていく名前の数々を思い浮かべながら、あほまろは今朝も静かに考えております。多数決の結果だけが民主主義ではなく、その賑やかさごと引き受ける覚悟が、国民にも求められているのかもしれませんね。でも、この考えは、あほまろにはなかなか通じませんけれども。 「泡のごと出でては消ゆる候補者や 民主の池に波だけ残す」(阿呆人也) あほまろが毎朝歩く静かな浅草寺の裏広場。今朝も人知れず「時間の重なり」を見せてくれておりました。 新しい葉が芽吹き始めても、枝先にはなお昨年の実を手放さず残しているハナカイドウ。芽吹きと名残が今もなお同居しているのですよ。 今朝の日の出は午前6時34分。 国民的大女優・有村架純妃ご本人のお手植えとして浅草寺に奉納された、由緒あるシダレザクラが、ここへ来て次々と花を開かせています。 ボケの花はそろそろ枯れ始めたかな。 雪にも負けずに河津桜がどんどん開花しておりますよ。 あら、なんとも健気で、そして切ない光景でございますね。雪の重みに耐えきれず、うつむいてしまった水仙たち――。 それでも折れず、根を張り、春を諦めていないその姿に、あほまろは思わず胸を打たれてしまいましたよ。 厳しい寒さに打ち負かされたように見えても、土の中ではきっと、次の季節への力を蓄えているはず。 昨日の雪もまた、水仙にとっては春への試練なのでございましょうね。 シキザクラはまだご健在。 白梅も負けじと頑張っておりますよ。冷たい空気の中、細い枝にしがみつくように咲くその姿は、静かですが実に力強いものです。 雪にうなだれた水仙がある一方で、寒さを抱きしめるように花を開く白梅――。冬の名残と春の兆しが、境内の片隅でそっと肩を並べているようで、あほまろは思わず足を止めて見入ってしまうのでした。 「雪に負け 伏す水仙を横目にて 白梅しらと春を名乗りぬ」(阿呆人也) そろそろ夜が明けます。 中村さん、おはようございます。 おはようございます。今朝は開門2分半前にひとりでやって来た野崎さん。 おはよう益美さん。 ペコママも入れての記念写真。 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。 「日本のナイチンゲール」と称される瓜生岩子像の周辺は、現在規制がかけられており、撤去されてしまいました。 初春の境内をご覧下さい。 寂しくなったイロハモミジ。 こちらも寂しくなったメイヨシノ。 昨年から落ちずに、いまだに枝にしがみついているソメイヨシノの四枚の葉。思わず「まだまだがんばれよ」と、毎朝、声をかけているのですよ。 山茶花の花は終わりそうです。次は、お隣に椿の花が咲くのですよ。 淡島堂の紅梅の花。 境内の木々はすべて伐採され、現在は一帯が平らに整地される工事の最中です。かつての木立の面影はなく、広々とした空だけが静かに広がるのでしょうね。 あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。 ------------------------------------------------------- 夕べの睡眠は73%でした。 昨日の東京スカイツリー。 おはようヒロちゃん。 今朝の朝の朝食は、野菜とタマゴにチーズ乗せパン。デザートはミカンとイチゴ。 妻のコレクションは、早苗さんの選挙大勝利を祝って、お友達から花束のプレゼント。 あほまろお帰りなさい。 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、マカロニサラダとタケノコの煮物にカツ丼といなり寿司。デザートは大きなミカン。 妻のコレクションは、テレビの選挙開票を待つ、早苗さんとさつきさん。 Memo iPhone 16 ProMAX