あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和7年(2025)12月2日(火)旧暦10月13日 仏滅

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今朝の撮影 Data
SONY α1-2
SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS
iPhone 17 ProMAX
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
582

- 移りゆく雲の行方を見送りて スカイツリーと刻む別れよ -

日記写真

 今朝の浅草寺境内は、落ち葉が静かに地面を覆い、季節の移ろいをしんみりと伝えてくれておりました。そんな中、ついに本格的に姿を変えようとしている朝倉文夫「雲」像の姿があります。
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 かつて、ツツジに囲まれた緑地帯に鎮座していた「雲」像は、今や土が掘り返され、支柱が外され、台座がむき出しになっております。長年そこに在ったものが動き出す瞬間の、あの独特の寂しさと期待が入り混じる風景──朝の冷たい空気の中で、あほまろの胸にも、ふっと風が吹き抜けていくのでした。
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 写真に収まる「雲」像は、いまなお六人の男たちが肩を寄せ合い、空を仰ぐ姿のまま。背後には姿勢の良いスカイツリーがすっくと立ち、あたかも「こっちに移るのかい?」と見守っているようにも見えるのです。
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 かつて噴水塔「慈雲の泉」の中心にあった頃、彼らの表情は水しぶきの中でいくらか険しく、何かを耐えているようでした。しかし噴水撤去後は南を向かされ、「雲行きが怪しい」などとつぶやいていそうな不安顔に変わってしまったのです。
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 ところが、背中側から眺めると、どうでしょう。
六人そろって東京スカイツリーを眺めているように見えるのですから、芸術とは本当に奥深い。像が語るのではなく、見る者の心が語るとは、このことなのですね。あほまろが定点撮影の題材として惚れ込んできた理由も、そこにあるのでございます。
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 しかし、その“スカイツリー越しの六人組ショット”も、ついに見納めとなりそうですね。
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 境内の緑地帯が全面的に撤去され、広場として再整備されるため、「雲」像は本堂西側、阿弥陀如来像のお隣へ引っ越し中。写真に写る阿弥陀さまの周囲では、すでに移設工事が始まり、静かな朝にショベルが眠っているようでした。
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 新しい場所では、六人の男たちがどんな景色を見るのか──あほまろは少しだけ心配しながらも、「まぁ、阿弥陀さまの隣なら悪い気はしますまい」と独りごちたのであります。

「移りゆく 雲の行方を 見送りて スカイツリーと 刻む別れよ」(阿呆人也)
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 そういえば、境内にある滝廉太郎作曲「鳩ポッポ」の歌碑も朝倉文夫の作品ですよ。
 「東洋のロダン」と呼ばれた彼は大の猫好きで、昭和39(1964)年の東京オリンピックの年に「猫百態展」を夢見て百種の猫像制作に没頭したものの、志半ばで世を去ってしまいました。
もし今、生きていたなら、今日の移設工事を見て一言くらい言ったかもしれませんね。
「雲は流れるものだが、勝手に動かすなよ」とか、「ワシの六人衆をどこへ連れて行くんだ」とか。
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 そのすべてを思いながら、あほまろはカメラを構えました。
落ち葉の香り、地面に残る移設工事の名残、そして六人組が最後に見せてくれたスカイツリーとの共演──それらがひとつの季節の記憶となって、今日もシャッター音に溶けていくのでした。
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 浅草寺の風景は変わっても、あほまろは見つめ続けていきますよ。
消えていくもの、移りゆくもの、そして新たに生まれるもの──そのすべてを、日記の一行にそっと書き留めながら。

「六人衆 見上ぐる空は 変われども 撮り手の心に 雲は流れず」(阿呆人也)
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 今朝の外気温は9℃でしたが、この時期としてはむしろ暖かい朝でございましたよ。今日も日差しは届くようですが、空には雲が多めにかかり、移り気な冬空といったところでしょうか。
 日中の気温は17℃まで上がる予報で、比較的過ごしやすい一日になりそうです。ただし、雲が広がると途端にヒンヤリしてしまうのが、この季節の難しいところですね。
 さらに、にわか雨の心配もあるとのことで、折りたたみ傘をひとつ忍ばせておくと安心して過ごせるようですよ。
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 今朝の日の出は午前6時33分。
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 今朝の日の出は午前6時33分。10分前の境内はまだ夜の名残をまとったように薄暗く、息をひそめた静けさが漂っておりました。
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 そんな中、カメラの設定を整えようとしていた午前6時25分、突然目の前に影がスッと飛び込んでまいりましたよ。
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「早すぎて 設定前に 舞い降りる 鳩の時計は 狂い無しかな」(阿呆人也)
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 おはようビクトリー君。
 今朝もまた、あほまろより早起きで、しかも正確な時間管理ぶりには驚かされますね。
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 ふと見ると、棚の上にはすでにレインボウちゃんが、まるで「今日は早めに来たわよ」と言うかのように、静かに羽を休めておりましたよ。
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 まだ空が暗いので、高速シャッターが切れず、羽ばたく姿はブレブレの写真になってしまいましたが、それもまた早朝の“記録”として味わい深いものですよ。
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 今朝は乱舞こそ撮れませんでしたが、
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 棚の上で仲良く遊ぶ姿だけはなんとか収めることができましたよ。
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 薄闇の中で羽色がしっとりと浮かび上がり、静かな美しさを感じさせてくれましたよ。

「闇さけて 舞い来る影は 友の鳩 ブレても写る 朝のいのちよ」(阿呆人也)
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 そして──
 おはよう、ハートちゃん。
今朝も下から控えめにやって来てくれましたね。ところが、最近すっかりビクトリー君ペアと仲がこじれてしまい、姿を見せた途端に、ビクトリー君ペアはさっと空へ飛び立ってしまいました。
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 鳩の世界にも、人間社会と同じように、気まずい関係や微妙な距離感というものがあるようです。
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 それでも朝の境内に、彼らの羽音と気配があるだけで、あほまろの一日はゆっくりと動き始めるのでございました。
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 益美さんと高橋さん、おはようございます。今朝は野崎さんはお休みでした。
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 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。
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 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。
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 冬の境内をご覧下さい。
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 定点観察中のイロハモミジ。
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 すっかり染まって散りだしたメイヨシノ。
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 今朝の外気温は9℃でしたが、この時期としてはむしろ暖かい朝でございましたよ。 今日も日差しは届くようですが、空には雲が多めにかかり、移り気な冬空といったところでしょうか。
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 あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。
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 夕べの睡眠は90%でした。
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 おはようヒロちゃん。
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 今朝の朝の朝食は、野菜とタマゴ焼きに、ミカンとシャインマスカット。更にデザートの柿まで付いていた。
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 妻のコレクションは、レンちゃんとラウルちゃん。
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 昨日の東京スカイツリー。
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 しゅと犬くん。
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 わが家のマンションの就航工事もそろそろ終わり。目の雨の足場が撤去されたので、喜んだ東京スカイツリーも真っ赤に輝いてましたよ。
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 あほまろお帰りなさい。
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 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、娘が買ってきた高級そうに見えるハンバーグとクロワッサン。
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 デザートはシャインマスカットが詰まったケーキ。
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 妻のコレクションは、ウメちゃんと千草ちゃん。
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Memo
iPhone 17 ProMAX

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