あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和7年(2025)7月12日(土)旧暦6月18日 大安

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今朝の撮影 Data
SONY α1-2
SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS
iPhone 16ProMAX
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
678

- 台風5号が接近中です。台風への備えを -

日記写真

 一昨日から昨日にかけて、関東甲信地方を中心に記録的な大雨が降り続きました。東京・目黒区では、床上・床下あわせて19件の浸水被害が確認されたとのこと。まるで空が泣き過ぎたのか、雲がうっかり水瓶をひっくり返したのか──いずれにせよ、雨とはありがたくもあり、恐ろしくもある存在でございますね。
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 実は、あほまろの知り合いの古文書研究家の自宅も、このたび床上10センチほどの浸水に見舞われたそうです。幸い、家財には大きな被害はなかったとのことでしたが、問題はその駐車場。あほまろが何度も入り浸った、まるで紙の宝島のような彼のコレクションの一部が、水に呑まれてしまったというのです。
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 彼の収集していたのは、江戸期の草子本──黄表紙、洒落本、滑稽本、人情本など、いずれも町人文化の粋と哀愁を詰め込んだ貴重な文献たち。あほまろも折に触れてお借りし、現代の滑稽を綴る参考にしていたので、なんとも口惜しい話でございますよ。江戸の洒落が、令和の雨に流されてしまったなんて、これぞ時代を超えた皮肉でありましょうか。
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 水というのは、本来すべての命を育む尊き存在。しかしながら、ひとたび牙をむけば、家を呑み、街を沈め、思い出や文化財までも根こそぎさらっていくのです。水害というのは、いつどこで誰を襲うか分からぬ気まぐれな賊のようなもので、常に用心を怠ってはいけません。紙物のコレクターにとっては、天敵でございます。
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 あほまろの紙物コレクションは、ありがたいことにビルの高層階に保管しておりまして、水害には免れております。しかしながら、次に来るのは火か地震か──人は水から逃れても、火に焼かれ、揺れに呑まれる。この世はまったく、文化を愛でる者にとっては受難の時代でございますよ。いざという時には、きっと「さようなら、紙物コレクション」と諦めるしかないのでしょうね。
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 そんな中、今月3つめの台風、台風5号が接近中との報せ。週明けには再び雨風が強まるおそれがあるとのこと。いよいよ本格的な台風シーズンの幕開けでございます。
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 「台風への備えを」とは言うものの、あほまろのような浮世の風まかせ人間にとって、どこから手をつけて良いものやら。正直、災害とは“遭ってみないとわからない”のが実情でございます。とはいえ、いざという時のために、せめて心の準備と、紙ものの避難経路だけは確保しておきたいと思っておりますが…。
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 どうか皆さまも、物より命、コレクションより健康第一。時代の風雨に負けぬよう、お気をつけてお過ごしくださいませ。

「紙の山 天井知らずに 積むけれど 敵は下より 水が来たがる」(阿呆人也)
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 昨夜は満月でしたね。五重塔の軒先に浮かぶ満月、まるで楼閣に灯された天の灯籠のようで、幽玄の世界を思わせてくれましたよ。

「塔の灯か と見まがうほどの 月明かり 朝のあかねに 浮かぶやわらぎ」(阿呆人也)
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 今朝も浅草神社の鳥居前で、キョエちゃんママがあほまろの到着を待っていてくれましたよ。
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 その場所に佇む姿は、まるで早朝の神職のような佇まい。今ではすっかり、神社の守り神か、あるいは境内の主のような風格すら漂わせております。
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 それにしても、出会った頃のキョエちゃんママは、羽根も艶やかで、まさに黒羽根のヴィーナスでございました。それが最近は、羽根が少々よれよれに見えるようになってきたのですよ。あほまろとて、人のことは言えませんが……歳月とは、羽根のつやすら変えてしまうのですね。
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 一方、神社の屋根の上には、若きキョエちゃんの姿。
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 昨年生まれのキョエちゃんは、まだまだ血気盛んで、瞳には好奇心、羽ばたきには自由の輝きが満ちております。高いところから境内を見下ろしながら、「オハオハ」と朝の挨拶をしてくれたようにも感じました。
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 母から子へ、羽根を通して受け継がれる“空の記憶”――。
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 それを見守るあほまろもまた、今という一瞬を記録する者の一羽として、彼らと心を通わせているような気がしているのですよ。
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 「黒羽根に 宿るや時の 重さかな 母はよれよれ 子は天(そら)翔ける」(阿呆人也)
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 アメリカデイゴの花がそろそろ二回目の開花をしますよ。
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 おはようビクトリー君。
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 今朝は広々とした観音裏広場で、見事な乱舞を披露してくれましたよ。誰もいない朝の空間を、まるで舞台に見立てているような動き。その堂々たる舞姿は、まさに名を冠するにふさわしい“勝利の舞”でございますね。
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 ビクトリー君とお友達になって、もう3年目に入りました。思えば、初めてあほまろの足元にちょこんと降り立ち、くるりと小さな弧を描くように舞った小鳩の姿から、今や毎朝のお馴染みの儀式にまで昇華してくれたのですから、感慨深いものでございます。
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 ところで、ふと気になって調べてみましたよ。ハトというのは、いったい何歳くらいまで生きるのだろうか、と。資料によれば、野生下のハトはおおむね10年ほどの命。けれど、飼育されている個体では20年以上生きる例もあるとのこと。
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 とはいえ、野生の世界は厳しい。天敵のカラス、交通事故、病気――さまざまな試練が待ち構えている中で、寿命を全うできるハトは、決して多くはないのでしょう。
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 しかし、ここ浅草寺の境内に限っては、少し事情が異なりますよ。
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 カラスとはいがみ合うことなく、むしろ共存すらしている。そして車の出入りもほとんどない静かな環境。
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 もしかすると、ビクトリー君は10年どころか、15年、いや20年と、この地で羽ばたき続けてくれるのではと、密かに期待しているのです。
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 ただし──その前に、あほまろの定命が尽きてしまうかもしれませんけどね。まあ、それもまた、自然の流れというものでしょう。
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 ビクトリー君よ、どうかその時が来ても、あほまろのことをちょっぴり思い出して、軽くくるりと舞ってくださいな。できれば、空の上でもう一度、その舞を見せてくれたら嬉しいですよ。
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「朝の舞 ビクトリー君は 風を斬り 十年(ととせ)の夢を 空に描けり」(阿呆人也)
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 今朝の日の出は午前4時34分。
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 おやおや、今朝もキョエちゃんママが、わざわざ浅草寺まで足(翼?)を運んでくれましたよ。
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 鳥居前で待ち構えるいつもの姿ではなく、今度は石垣の上で「おはよう」の視線を送ってくれたのです。
 カメラ越しに見つめるその眼差しには、何とも言えない風格が漂っておりました。羽根の艶は、かつてのような漆黒の光沢こそ薄れてきましたが、そこに刻まれた時間こそが、母カラスとしての証しなのでしょう。
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 ちょいと気になって「ハシブトガラスの寿命」についても調べてみましたところ、野生では7〜8年とのこと。ハトよりも短命なんですね。そう思うと、キョエちゃんママはいったい幾つになるのでしょう。あほまろが出会った頃には、まだ羽根もふっくらしていたのに、最近ではちょっとヨレヨレ気味。もしかすると、もう4〜5年、いや、それ以上かもしれません。
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 ここ浅草では、カラスと人が静かに共存しております。観光地とはいえ、朝はまだ穏やかで、ママにとっても暮らしやすい環境なのかもしれません。どうかこれからも、キョエちゃんと一緒に、元気な姿を見せてくださいな。あほまろは、毎朝の「おはよう」のために、毎朝カメラを携えて参拝に向かうのですからね。
「ヨレ羽根も 誇りに変えて 睨むママ 浅草一の 知恵の守り神」(阿呆人也)
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 合歓の花。
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 合歓の花の下に、サルスベリも花を咲かせました。
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 お馴染み、和洋折衷。
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「和の松と 蘭のしとやか 立ち姿 違えど共に 時を彩る」(阿呆人也)
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 宝蔵門前で何かのイベントが開催されるようでした。
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 テレビゲームのイベントのようですね。
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 おはよう益美さん。
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 おはよう陽子さん。
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 おはようございます。今朝は開門3分前にお友達の山本さんと金山さんと高橋さんとやって来た野崎さん。
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 久しぶりに揃いましたね。
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 東京のお盆は、7月に行われるため、他の地域とは時期が異なりますが、ご先祖様を供養するという意味は同じですよ。
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 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。
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 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。
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 夏の境内をご覧下さい。
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 メイプルリーフ。
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 ソメイヨシノ。
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 昨年から落ちずに、いまだに枝にしがみついているソメイヨシノの一枚の葉。いったいどこまで踏ん張ってくれるのかな、頑張ってください。
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「散りそびれ 時の流れに 抗(あらが)いて 幹しがみつく ひとひらの意地」(阿呆人也)
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 キョエちゃんバイバイ。
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 ママもまた明日。
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 気温は昨日に比べるとやや高めとのことですよ。
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 あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。
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 夕べの睡眠は88%でした。
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 おはようヒロちゃん。
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 今朝の朝の朝食は、トウモロコシに芋の煮っ転がし。デザートはモモを皮のままで、ワイルドにまるかじり。
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 妻のコレクションは、ジェムちゃんとマドンナちゃん。
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 昨日の東京スカイツリー。
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 しゅと犬くん。
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 あほまろお帰りなさい。
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 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、トウモロコシにおにぎり。デザートはメロン。
 珍しく、「魔王」の一升美を飾るのも良さそうでしょ。
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 妻のコレクションは、秋田こまちちゃんと音威子府のハルさん。
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Memo
iPhone 16 ProMAX

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