あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和7年(2025)7月10日(木)旧暦6月16日 先負

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今朝の撮影 Data
SONY α1-2
SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS
iPhone 16ProMAX
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
637

- 仏様のお約束 -

日記写真

 浅草寺では、浅草の夏の風物詩「四万六千日・ほおずき市」が、猛暑の昨日から始まり、本日まで開催されております。
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 今朝は、風鈴の涼やかな音色が境内に響き渡っておりましたが、朝からすでに気温は30℃を超え、すでにぐったりしてしまいそうな暑さでございました。日中の最高気温は34℃の予想ですが、関東地方では梅雨前線が南下する影響で、午後から梅雨空が戻る見込みとのこと。局地的には激しい雨や雷雨、突風、さらには竜巻などの発生も懸念されておりますので、くれぐれもご注意くださいませ。
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「ほおずき市」への参拝は、できれば午前中の涼しいうちにお出かけになるのがよろしいかと思います。
 なお、この不安定な気圧配置が解消されるのは来週後半以降と予想されており、それに伴って梅雨明けが発表される可能性が高いとのことです。今年は、平年よりもやや早い梅雨明けとなりそうですね。 写真00
 日の出の時刻が、日に日に遅くなってまいりましたね。今朝の東京の日の出は午前4時33分。それに合わせて、あほまろは4時10分には雷門前に到着したのですが、空はまだ青みを帯びた闇の中。いつも通りの参拝風景ですが、これから先はますます暗い朝の出立となるのでしょう。そろそろ照明器具も持参しようかなと、考えている今日この頃のあほまろでございます。
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 さて、本日まで開催されているのが、浅草の夏を彩る風物詩、「四万六千日・ほおずき市」。この日に浅草寺を参拝すれば、なんと四万六千日分、すなわち約126年分のご利益がいただけると、仏様のお約束になっているわけですが……あほまろ的には、これは仏教界の“誇大広告”ではないかと密かに思っているのですよ。消費者庁にチクリとやっても、お上はきっと「これは比喩の問題です」と片づけるのでしょうけどね。
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 まあ、仏教用語には「一念三千」というありがたい言葉もあります。一瞬の念の中に三千世界があるという教えで、これはまあ納得もできます。
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 しかし、三千なら約8年、四万六千日ともなると、ちょっと壮大すぎて、ありがたみよりも数字の多さに目がくらみますよね。信心というより、数学の問題のようになってきますよ。
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 とはいえ、あほまろはもう30年以上、毎年7月10日にきちんとお参りを続けております。気がつけば、功徳も天文学的な数字になっているはずですが、それを数え上げるヒマがあったら、もう少し現世利益をお願いしたいものでございます。
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 人の寿命は限られておりますので、四万六千日分の功徳を使い切る前に、この世を去ることになるのは避けようのない現実。うまい話には落とし穴、信じる者こそが、救いというよりも、継続の中に意味を見いだすのでしょう。
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 というわけで、あほまろは今朝も、財布の中からちょっと多めのお賽銭を取り出して、そっと投げ入れてまいりましたよ。願いのひとつくらい、そろそろ届いてくれてもいい頃なんですけどね。
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 今朝の浅草神社では、キョエちゃんママがいつものように鳥居の下で、あほまろの到着を待っていてくれましたよ。
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 けれど、ちょっと様子が違いました。なんだか、少し寂しそうな顔つきで、首をかしげながら辺りを見渡していたのです。
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 実は、現在の浅草神社境内には、「ほおずき市」の準備のために宅急便のテントが張られておりまして、キョエちゃん親子のいつもの遊び場が、まるごと奪われてしまっていたのですよ。
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 そりゃあ、毎朝飛び回っていたお気に入りのスペースが急に無くなってしまえば、カラスだって戸惑うというもの。今日は仕方なく、鳥居の外で遊んでいたようで、あほまろを見るなり「カァ」とひと鳴き。あれはきっと、「ねえ、いつまでテントあるの?」とでも言いたかったのでしょう。
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 一方、我らがキョエちゃんは、狛犬の上にとまりながら、所在なげに空を見上げておりました。
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 両翼をちょっとだけ広げて、何やら相談でもしているかのよう。もしかしたら、「あっちの提灯の上に行ってみようかな。でも、怒られちゃうかな」なんて、考えていたのかもしれませんね。
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 境内の季節行事は、にぎやかで華やかで、あほまろにとっては嬉しいものですが、そこに暮らすキョエちゃん親子にとっては、ちょっとした“立ち退き要請”にもなるのでした。
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 それでも今朝も、彼らはきちんと顔を見せてくれましたよ。
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「遊び場が 人間優先 夏祭り 狛犬の上で 空にぼやきぬ」(詠み人:キョエ)
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 人も鳥も、毎朝の顔ぶれが揃うことこそが、何よりの心の安らぎでございますよ。
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 境内のアメリカデイゴが、第二弾の開花に向けて静かに準備を始めておりましたよ。
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 鮮やかな朱の蕾が、緑の葉の間から顔をのぞかせ、まるで夏の舞台に再び登場する出番をうかがっているかのようです。
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 この暑さの中でも、季節は律儀にめぐり、花たちはちゃんと次の命のバトンを手にしているのですね。人間よりも、はるかにたくましい生きものかもしれません。
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「真夏日に 燃える想いを 隠しつつ 葉陰でそっと 出番を待てり」(阿呆人也)
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 境内裏に設置された卸し業者のテント、そこにはまだ大量のほおずきが、きれいに並べられたまま残っておりましたよ。例年であれば、初日が終わった時点で在庫はかなり減っているのですが、今年はどうやら様子が違うようですね。
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 猛暑の影響なのか、それとも物価高騰により財布の紐が固くなってしまったのか。あるいは、時代の流れとともに「四万六千日の功徳」という言葉が、かつてほど響かなくなってきているのかもしれませんね。
 境内では笑顔も賑わいもありましたが、裏手のこの光景には、ひとつの季節行事の陰の姿が静かに佇んでいるようでした。
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 今朝の日の出は午前4時33分。
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 境内を巡っていると、キョエちゃんが追いかけてきましたよ。まるで「待ってたよ」とでも言うように、あほまろのすぐ近くの屋台のポールに、ひょいと飛び乗ってきたのです。
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 じっとこちらを見つめながら、首をかしげ、何か言いたげなその様子。クチバシは閉じたままですが、あのまなざしには、確かに「言葉」が込められていたように思えました。
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「おはようと 言いたいけれど 言えぬまま ただ目で語る 黒羽の想い」(詠み鳥:キョエ)
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 そこへ、いつものようにビクトリー君もやって来ましたよ。
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 けれど、今朝はどこか元気が無い様子で、いつものような勢いのある乱舞ではなく、どこか遠慮がちな足取りで、そっと舞って見せてくれました。
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 境内には「ほおずき市」の屋台やテントが所狭しと並び、ビクトリー君たちの遊び場がすっかり様変わりしてしまっているのでしょうね。
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 羽根を広げて回るスペースも減り、お気に入りの石垣も、人の往来で近づけない。そんなもどかしさが、今朝の舞から伝わってきたように感じましたよ。
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 それでも、ビクトリー君はあほまろの姿を見つけると、精一杯の一振りを見せてくれましたよ。
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 きっと「今日も会えたね」「ここにいるよ」というサインだったのでしょうね。
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「舞いたれど 広き舞台は 貸し出し中 人の祭りに 影をひそめて」(詠み鳩:ビクトリー)
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 合歓の花。
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 お馴染み、和洋折衷。
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「和の松と 蘭のしとやか 立ち姿 違えど共に 時を彩る」(阿呆人也)
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 おはよう益美さんと守護さん。
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 おはようございます。今朝は開門2分半前にお友達の益美さんと高橋さんとやって来た野崎さん。
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 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。
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 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。
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 夏の境内をご覧下さい。
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 メイプルリーフ。
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 ソメイヨシノ。
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 昨年から落ちずに、いまだに枝にしがみついているソメイヨシノの一枚の葉。いったいどこまで踏ん張ってくれるのかな、頑張ってください。
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「散りそびれ 時の流れに 抗(あらが)いて 幹しがみつく ひとひらの意地」(阿呆人也)
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 今日も暑いけど午後から久々の雨になりますよ。
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 ほおづき市は今日までですよ。
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 あほまろは今日も秘密基地で写真の整理に勤しみます。
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 夕べの睡眠は81%でした。
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 おはようヒロちゃん。
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 今朝の朝の朝食は、納豆ごはんにフルーツのクレープ風味。
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 妻のコレクションは、雷避けを持ったモモちゃんとハートの千草ちゃん。
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 昨日はほおづき値の撮影を終えて、久しぶりの冷やしムジナ蕎麦。
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 昨日の東京スカイツリー。
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 しゅと犬くん。
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 あほまろお帰りなさい。
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 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、トウモロコシとスイカとアテ少々なので、ヱビスを飾っておきました。
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 妻のコレクションは、双子のとも子ちゃんとしょう子ちゃん。
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iPhone 16 ProMAX
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 昨日は、久しぶりにモノクロ専用の写真機と、いつものカメラの二台持ちで、「四万六千日・ほおずき市」の様子を撮影してまいりました。
 まだ現像が終わっておりませんが、ひとまず、先に仕上がった分の一部を皆さまにもご覧いただければと思います。 写真00
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Leica D-LUX 8
Leica M11 Monochrome
APO-SUMMICRON-M f2.0/35mm ASPH.
APO-SUMMICRON-M f2.0/50mm ASPH.
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 以下は天然色写真。
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Leica D-LUX 8
Leica M11P SAFARI
APO-SUMMICRON-M f2.0/35mm ASPH.
TRI-ELMAR-M f4/16-18-21mm ASPH.

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