令和7年(2025)5月17日(土)旧暦4月20日 大安
今朝の撮影 Data SONY α1-2 SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS iPhone 16ProMAX 現像 Adobe PhotoshopLightroomCC 撮影枚数375枚
- たとえ雨でも、三社祭は予定どおり執り行われます。 -
三社祭が、いよいよ始まりました。 浅草が一年で最も熱く燃える季節の到来です。昨日は、その幕開けを飾る華やかな行事「大行列」が行われました。お囃子屋台にびんざさら舞、そして白鷺の舞。浅草の街を悠然と練り歩くその光景は、まるで江戸の粋が現代に甦ったかのようでしたよ。これだけで胸が高鳴るのに、夕方からは、浅草六ヶ町(浅一三栄、浅草東、仲見世、浅草公園、浅草中央、浅草西)の連合宵宮も始まり、まさに祭り一色の一日となったのでした。 あほまろは、仲見世町会の袢纏をお借りして、気合いだけは一人前に、みなさんの勇姿をカメラに収めてまいりましたよ。一年待ちに待った三社祭。普段はお店の仕事でお忙しい町内の皆さまとも、気兼ねなく笑顔で挨拶を交わせるのも、この祭りの醍醐味というものです。いやはや、神輿よりも嬉しい再会もあるのですよ。 浅草に越してきて早や26年。気がつけば、あほまろもすっかり浅草人。顔なじみも増え、町を歩けばあちこちから、「あほまろさん!」と声がかかる。最初は「変な名前だね」と笑われたペンネームも、いまや立派な町内の名刺代わりになっているのですよ。そんなことで、和気藹々としたご近所づきあいを楽しんでいるのです。 夕暮れの中、各町会を出発した浅草六ケ町の神輿は、浅草公会堂前に集結。今年の当番町会、浅一三栄町会長の挨拶の後、六区、すしや通り、食通街、浅草中央通り、そして伝法院通りへと繰り出していきました。響き渡るお囃子と「ソャ! ソャ!」の掛け声が、町の隅々まで熱気を運んでいく、その様は、まさに江戸の血が騒ぐ瞬間なのでした。 しかしながら、あほまろにも抗えぬものがひとつ。それは年齢による体力の衰え。いつまでも若いと思い込んでいるのは、テレビの中の俳優さんたちだけで十分。というわけで、撮影の途中、すしや通りでそっと離脱し、弟子たちに後を託して戻ってまいりましたよ。老いては子に(弟子に)従え、ということでしょうかね。 さて本日は、我が雷門四ヶ町の連合渡御が予定されています。あほまろもできる限り着いて行くつもりですが、天気がどうも怪しい。雨が強くなったら、またしても弟子たちにバトンタッチして、のんびり帰るかもしれません。写真は逃げませんからね、無理は禁物ということで。 三社祭の氏子町内は、南部十六ヶ町、東部十二ヶ町、西部十六ヶ町の三つに分かれた、実に四十四ヶ町。明日の最終日には、浅草神社の御神体を祀った三基の大神輿「一之宮、二之宮、三之宮」が宮出しされ、それぞれの氏子町内へと渡御していきます。その姿を見守るたびに、あほまろは胸が熱くなり、浅草という町の絆の深さに心打たれるのです。 この町の祭りは、単なるイベントではありません。人と人をつなぎ、伝統を未来へ手渡す、かけがえのない儀式。あほまろにとっての三社祭は、いつまでも変わらぬ「ふるさとの心」なのですからね。 今朝の日の出は午前4時34分。 おや、鳥居の上にキョエちゃんママ。 あほまろ、おはよう! 今日の浅草神社は大勢の人で賑わいますよ。 「雨に売れたさつき」という表現がありますね。一見すると詩的な言い回しで、五月(さつき)の雨と花、あるいは商いを結びつけたもののようにも受け取れます。この「さつき」は、「皐月(旧暦5月)」を指し、現代の暦ではおおよそ6月上旬ごろの時期を意味します。そしてこの頃に降る長雨のことを、古語では「五月雨(さみだれ)」と呼んでいるのです。 つまり、「雨に売れたさつき」という言葉は、「五月雨に潤されたさつきの花が見事に咲き、好まれて売れた」あるいは「雨の季節にふさわしいものとして、さつき(皐月)の花が人気を集めた」といった意味合いで用いられている可能性があります。実際、サツキ(植物としての「皐月」)はツツジの一種で、ちょうど梅雨入り前後に見頃を迎えるため、雨に濡れたサツキの姿は人々の心を打つ美しさがあるようですね。 こちらは、「雨に濡れたキョエちゃんママ」。 雨に煙る境内には、祭り前の静けさが満ちておりました。 喧騒が訪れる前のひととき、しっとりと濡れた石畳と朱塗りの柱が、まるで深呼吸をするかのように、静寂の中で佇んでおりましたよ。 雨の境内。 ネズミモチ。 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。 奥山の梅の実。 今日は雨が降り、一時的にザッと雨が強まるおそれもあります。雨でジメッと感じられそうですね。 雨でも、町会神輿は勇ましく繰り出されます。 あほまろも、もちろん写真機を肩にかけて、その御神輿に付き添ってまいりますよ。たとえ空が泣こうとも、祭りの魂に曇りはありませんからね。濡れるのもまた、風情というものですからね。 ------------------------------------------------------- 夕べの睡眠は75%でした。 おはようヒロちゃん。 昨日の東京スカイツリー。 しゅと犬くん。 あほまろお帰りなさい。 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、コンビニで買った、ビーフン。残り少ない「黒佐藤」を飾って、妻のコレクションの景子さんと頂きましたよ。 Memo iPhone 16 ProMAX ------------------------------------------------ まだ、写真の整理を終えてませんが、とえいあえず昨日の浅草六ヶ町連合宵宮をご覧ください。 Memo SONY α1-2 SONY FE 24-70mm F2.8 GM2