今日は、浅草が生んだ文人、久保田万太郎さんの命日でございます。
　あほまろの秘密基地のすぐお隣には、「久保田万太郎生誕の地」の石碑が静かに建っております。その石碑の佇まいを見るたびに、彼がこの地に生まれ、そしてこの地に生き、筆を握り続けた日々が偲ばれるのです。万太郎さんは、浅草の風情や人情をこよなく愛し、その情景を句に、台詞に、小説の行間にまで刻み続けた、まさに“浅草の語り部”とも言える存在でした。

　彼の最期は、少し切ない逸話として語り継がれております。昭和38年5月6日、洋画家・梅原龍三郎氏の邸宅で催された宴の席にて、普段は好んで召し上がることのなかった赤貝のにぎり寿司を、弟子たちのすすめで口にされ、それが喉を詰まらせての窒息死だったそうです。享年73歳。浅草を生涯愛した方ではありましたが、その眠りの場所は本郷・喜福寺でございます。

　芥川龍之介もまた、万太郎さんの人物像を深く理解しておりました。彼の全集にある一節を引用します。
『僕の知れる江戸っ児中、文壇に縁あるものを尋ぬれば第一に後藤末雄君、第二に辻潤君、第三に久保田万太郎君なり。この三君は三君なりにいずれも性格を異にすれども、江戸っ児たる風采と江戸っ児たる気質とは、ほぼ一途に出ずるものの如し。就中後天的にも江戸っ児の称を曠（むなしゅ）うせざるものを我久保田万太郎君と為す。少くとも「のて」の臭味を帯びず、「まち」の特色に富みたるものを我久保田万太郎君と為す。
　江戸っ児はあきらめに住するものなり。既にあきらめに住すと云う、積極的に強からざるは弁ずるを待たず。久保田君の芸術は久保田君の生活と共にこの特色を示すものと云うべし、（後略）』

　江戸っ子気質とは何か、を語る上で、芥川は久保田万太郎という人間に強い共鳴を覚えていたようですね。とりわけ、「のて」の臭味がなく、「まち」の特色に富むと述べられているあたり、万太郎さんの文学と人柄の真髄が、まさに江戸そのものの粋と諦観に根ざしていたことがうかがえるのです。

　芥川が言った「あきらめに住す」とは、単なる達観ではなく、愛すべき土地に心を預け、その風に吹かれ、その光を浴びて生きるという、覚悟と優しさのあらわれなのではないでしょうか。浅草を離れられなかったのではなく、離れたくなかった、それが万太郎さんにとっての「ふるさと」だったのでしょう。

　ふるさとの　月のつゆけき　仰ぎけり。
　万太郎さんが詠んだこの一句に、彼の浅草への想いと、人生そのものが静かに染み込んでいるように感じられるのです。
　あほまろもまた、こうして日々、浅草の風を感じ、光と影を写真に収め、言葉を綴っております。万太郎さんが生きた同じ町の空気を吸いながら、その面影に耳を傾けることができる幸せを、心からありがたく思いながら、日々を過ごしているのであります。

　ゴールデンウィークの連休最終日、どうやら西日本から東日本にかけて広い範囲で雨模様となっているようですね。あほまろの早朝散歩の時間帯は、まだ雨も降っておらず、いつものコースを歩いておりましたが、帰り際には小雨に見舞われてしまいました。このあとは、本降りの雨のエリアが徐々に関東にも広がってくる見込みとのことですよ。

　今日は日差しも乏しく、気温もあまり上がらないようで、昼間でも18℃程度にとどまるそうです。お出かけの際は、薄手では心許ないかもしれませんので、厚手の上着を一枚ご用意された方がよろしいかと思います。
　あほまろの連休最終日は、そんな空模様を眺めながら、浅草の秘密基地で静かに、のんびりと過ごす予定ですよ。

　浅草神社に三社祭の幟が立てられました。

　三社祭まで後10日、境内には奉納提灯も並びましたよ。写真は花柳界の部分だけ。

　今朝の日の出は午前4時44分。

　おはようビクトリー君。

　今朝も、まだ誰もいない境内を大きく使って乱舞を見せてくれました。









　ありがとう、また明日。

　ハトのハートちゃんも来てくれましたよ。

　ハトのハートちゃんの踊りは、ビクトリー君と違って、あほまろに瀬尾向けて踊るのですよ。



　時々、こっちも見てくれますけどね。

　キョエちゃんママもみんなの踊りを見てました。

　あほまろ、おはよ〜！



　おや、何かを見つけたのかな。

　誰かが捨てたごちそうだね。

　いったい何が入っていたのかな。

　たぶん、残った野菜でしょうね。

　ムクドリも欲しいのかな。

　食べ終わったら、ちゃんと片付けなくちゃいけませんよ。

　バイバイ、また明日。

　境内で見かけた西洋人の女性が、少し風変わりな和服姿で写真を撮っていらっしゃいました。着こなしや柄の組み合わせがどこか独特で、日本人の感覚からすると少々不思議にも映りましたが、ご本人はとても楽しそうに、嬉々としてカメラに収まっておりましたよ。

　おはようございます。今朝は開門４分前にお友達の山本さんと金山さんたちとやって来た野崎さん。

　子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。

　日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。

　晩春の境内をご覧下さい。

















　去年から落ちずにしがみつくソメイヨシノの一枚の葉。まだ頑張ってます。

　白い小さな花は何でしょうね。

　奥山の梅の実。








　急に雨が降り出したので、急いで戻ってまいりました。

　今日は雨の1日になりそうですね。

　あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。

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　夕べの睡眠は８1％でした。

　おはようヒロちゃん。


　今朝の朝の朝食は、野菜とお肉に、シャケの漬物。デザートはブルーベリー。

　妻のコレクションは、チリちゃんと、おフランス帰りのジェムちゃん。

　昨日の東京スカイツリー。

　あほまろお帰りなさい。

　夕べの夜の夕食の晩ご飯は、息子が買ってきた、高級焼き肉弁当に、こどもの日なので、柏餅。アサヒの新製品を飾っていただきました。

　妻のコレクションは、おフランス帰りのジェムちゃんとレアちゃん。

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