あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和7年(2025)4月24日(木)旧暦3月27日 大安

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今朝の撮影 Data
SONY α7CR
SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS
iPhone 16ProMAX
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
773

- 境内の命の循環 -

日記写真

 あほまろは毎朝、まだ街が静まり返る午前4時過ぎの浅草寺境内を歩いております。今朝の日の出は午前4時57分でした。春が深まり、日を追うごとに空が白み始める時刻が早まってきたおかげで、朝の散歩がいっそう心地よく感じられる季節です。そんな誰もいない早朝の境内は、まるで自然の楽園。人々の喧騒が消えたこの時間帯には、カラスやハトたちがのびのびと羽を広げる絶好の遊び場になっているのです。
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 日本には、代表的なカラスとして「ハシブトガラス」と「ハシボソガラス」の二種類が生息しています。そのうち、浅草の町でよく見かけるのは、あほまろの友達であるキョエちゃん親子のようなハシブトガラスです。彼らは本来、人間を警戒する性質があり、人通りの多い場所は苦手なはずなのですが、不思議なことにこの町に根を下ろしているのです。
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 その理由のひとつには、生ゴミ収集日という「餌の出現タイミング」を正確に学び取った彼らの知恵があるのでしょう。彼らは人間の生活リズムを見事に理解し、警戒心を抱きつつも、餌にありつける街での暮らしを選んだのです。
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 一方、境内には約30羽ほどのハトも暮らしております。
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 こちらは「ドバト(カワラバト)」と「キジバト」の二種類がいます。キジバトは街路樹などに巣を作る野性味あふれる存在で、やや控えめに生活していますが、ドバトはもともと飼育用だった外来種が野生化したもので、人に馴れ、街の風景に溶け込んでいるのです。 写真00
 しかし、カラスの数はどんどん減って、現在は約10羽を算えるほどになってしまいました。
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 異なる背景を持つカラスとハトたちが、この浅草寺の境内では不思議と共存しているのです。襲い合うこともなく、お互いの存在を自然に受け入れ、まるで長年の隣人のように仲良く暮らしている姿を見ると、あほまろは心が温かくなるのですよ。
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 そして何より、あほまろにとって彼らは単なる野鳥ではありません。毎朝、決まった時間に顔を見せてくれる彼らは、まるで旧知の友のような存在。あほまろには警戒心も見せず、時には羽ばたき、時には枝の上から話しかけてくるように見つめてくれる、かけがえのない散歩仲間なのです。
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 静かに始まる朝の境内で、そんな彼らと共に過ごすひとときこそ、あほまろが一日を始めるにあたり、もっとも心安らぐ時間なのですよ。
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 あほまろは、毎朝の浅草寺境内の散歩で、カラスやハトと戯れルだけで無く、草木の様子にも目を向けているのです。もちろん、あほまろは植物学の専門家ではありませんが、それでも同じ場所に立ち続けていれば、季節ごとに少しずつ表情を変えていく木々の営みが、まるで長い友人のように感じられてくるのですよ。その姿を記録するために、時分の記録として毎朝シャッターを切っているのです。
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 春になると、多くの方々が桜の花を目当てにカメラを構え、美しい瞬間を収めようと集まります。しかし、満開を過ぎ、花が風に散ってしまうと、とたんに誰もその木を見向きしなくなってしまうのですよね。でも、あほまろにはわかるのです。あの桜の木は、決して役目を終えたわけではありません。花の後には柔らかな若葉が芽吹き、やがて蕾を膨らませ、実を結び、秋には紅葉で装いを変え、そして葉を落として静かに翌春への準備を始めている、その営みこそが「命の循環」なのですよ。
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 毎朝の観察を続けていると、そんな木々の移ろいが、まるで小さなドラマのように感じられてくるのです。ひとつとして同じ姿の朝はなく、その微細な変化に出会えるたびに、あほまろは心の中で「今日も元気そうでよかった」と木々に語りかけてしまうのですよ。
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 そして、いみじくも本日4月24日は「植物学の日」。別名「マキノの日」であります。これは、日本の植物分類学の礎を築いた牧野富太郎博士が、土佐国佐川村(現在の高知県佐川町)にお生まれになった日を記念したものです。
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 牧野博士といえば、まさに「日本の植物学の父」として知られていますよね。独学で植物の分類や研究を極め、94歳でその生涯を閉じるまで、ただひたすら植物と向き合い続けた方でした。その生涯の成果は、50万点にものぼる標本や観察記録、そして代表作である『牧野日本植物図鑑』などの多くの著作として、今なお我々に大きな知見と感動を与えてくれています。
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 あほまろも、過去に高知市の五台山にある「高知県立牧野植物園」を訪れたことがありました。緑に囲まれた静かな園内を歩きながら、博士のまなざしに少しでも近づきたいと願い、草一本、葉一枚に目を凝らした記憶がございます。それ以来、あほまろも毎朝の観察に、博士の教えを思い浮かべながら、植物たちの命の声に耳を傾けるようになったのです。
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 こうして境内を歩き、鳥たちの声に包まれ、草木の息吹を感じる朝のひとときこそが、あほまろにとって最も心洗われる時間であり、今日もまた、新たな「いのちの物語」と出会える歓びでもあるのですからね。
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 今朝は、日の出前からキョエちゃん親子が、浅草神社であほまろを出迎えてくれましたよ。
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 境内の藤の花も散り始めました。
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 昨年は一輪の花さえ咲かせてくれなかった藤棚でしたが、園芸業者の手によって古木が丁寧に剪定されたおかげで、今年は見事な花を咲かせてくれました。
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 まだ短いけど、花房が風に揺れるさまは、まるで藤が再び命を吹き返したかのようで、思わず見惚れてしまいますね。
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 来年は更に長い花房を見せてくれることでしょうね。
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 今朝の日の出は午前4時57分
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 おはようビクトリー君。
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 今朝も乱舞を見せてくれましたよ。
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 キョエちゃんのあさ〜!
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 キョエちゃんママもおはよう。
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 早朝のキョエちゃん親子は、ここで手水場の水が出るのを待っているのですよ。
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 なかなか水を出してくれないので、地面に溜まったお水を飲んでましたよ。
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 毎朝のリズムを正確に学び取っているようでした。
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 キョエちゃん親子は本来、人間に対して強い警戒心を持つ性質です。そのため、人の気配がない静かな時間帯だけが、彼らにとって心から自由に遊べるひとときとなっているのですよ。
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 ただし、あほまろは別ですけどね(笑)
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 スズメも早起きになりましたよ。
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 境内のハナモモは終わってしまいました。
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 大島桜も終わりました。
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 明るくなってきたので、再び藤棚を楽しみました。
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 ハトたちも藤の花の香りに誘われ。落ちた花びらを突いてましたよ。
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 おや、ハトのハートちゃんも来てたのですね。
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 おはようございます。今朝は開門3分前にやって来た野崎さん。
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 おはよう益美さん。
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 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。
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 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。
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 新緑の境内をご覧下さい。
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 昨年から落ちずに、いまだに枝にしがみついているソメイヨシノの一枚の葉。風にも雨にも耐えて、いったいどこまで踏ん張ってくれるのでしょうか。そのひたむきな姿に、思わず「がんばれよ」と声をかけたくなりましすよね。
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 境内のつつじが満開ですよ。
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 奥山のウメの実。
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 おや、キョエちゃんも奥山に来てました。さよならまた明日。
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 今朝の外気温は17℃とやや高めでしたが、日中は日差しが戻ることで気温も上昇し、各地で25℃前後まで上がる予想となっております。前日との気温差が大きくなりますので、体調管理にはくれぐれもお気をつけくださいね。
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 今日は天気が回復に向かうようなので、藤の花を見にでかけようかな。
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 夕べの睡眠は90%でした。
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 おはようヒロちゃん。
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 今朝の朝の朝食は、夕べの夜の夕食の晩ご飯の残りのライスカレー。デザートはブルーベリーといちご。
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 妻のコレクションは、夏服に着替えた朋子ちゃんと祥子ちゃん。
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 昨日の東京スカイツリー。
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 しゅと犬くん。
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 あほまろお帰りなさい。
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 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、フルーツ入りのライスカレー。デザートは酸っぱくなったデコポン。
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 妻のコレクションは、ウメちゃんと出羽に帰る、大石田つばさちゃんの送迎会なので、残り少ない「黒佐藤」を飾ってあげました。
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Memo
iPhone 16 ProMAX

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