毎年、浅草寺の仏事「浅草寺本尊示現会(せんそうじほんぞんじげんえ)」にて、古式に則り、浅草神社の本社神輿三体を浅草寺本堂外陣にお上げし、一夜奉安する行事です。
明治の神仏分離以後中止されていた行事ですが、平成12年に復活し、今年で14回目を数えます。昨年は、三社祭斎行700年祭 を記念した「舟渡御」も復活されましたが、今年は「堂下げ」後、移御行列として町内を渡御することになりました。

16日の夕刻、浅草神社神官神霊入れの儀斎行の後、本社神輿三基を氏子衆によりたいまつで照らされた浅草寺本堂外陣へ「堂上げ」致されました。この際、重さ1トン以上もある一之宮、二之宮、三之宮が本堂階段を昇る様は荘厳かつ優美で、見る者を圧倒するものであります。(浅草神社HPより)

「堂上げ」は、浅草四十四ヶ町の青年部によって挙行されます。

御輿蔵より一之宮の蔵出し。



続いて二之宮。



最後に三ノ宮。

松明を先頭に、浅草神社から浅草寺本堂までお練り。




浅草寺一山式衆。

浅草神社神官。

一之宮。

二之宮。


三ノ宮。


「堂上げ」は、三之宮から行われます。




続いて二之宮。


最後に一之宮。





浅草神社の巫女さんも写真を撮ってますね。

無事、三基の御神輿が堂内に安置されました。

浅草寺一山式衆による読経で「堂上げ」の終了です。



仲見世参道では、一列の光を灯した「慈灯の道」が現出します。


そして、翌日3月17日午前9時より、浅草神社神官祝詞奏上、浅草寺一山式衆読経に続いて、「堂下げ」が行われるのです。

Memo
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