ナナちゃんおかえりなさい。

ヒロちゃん待ってたよ。

ヤマト君待って無い。

夕べ、なでしこがブラジルを破って準決勝に進んだね。

最近のオリンピックでは、女の子の方強くなったね。

ナナちゃんも女の子だから、お家で一番強いんだよね。

ナナちゃんは大和なでしこだよ。タマちゃんです。

大和なでしこって、可憐で繊細だけども心は強いナデシコの花に見立てた言葉なんだけど、

最近では、おてんば娘って意味にも使われているよね。

それはたぶん、澤穂希から出て来たのかも(笑)。

ヤマト君もナデシコなのだ。

ヤマト君は男の子。

男がナデシコで何が悪い。

ヤマト君、意味解って無いし、

サッカー日本女子代表チームが愛称を決める時、日本女子代表も愛称を使えば認知度も高まって女子サッカー発展につながると、「世界に羽ばたき、世界に通用するように」との願いを込めて「ヤマト」を「ジャパン」に変えて、「なでしこジャパン」と命名されたんだよ。

ってことは、「ヤマトなでしこ」の意味とは違うね。

だから、「ヤマト」は付いて無い。

あぁ、ヤマト君が拗ねてしまったよ。

女の子は、ナナちゃんのように常に一歩引いて男を立て、男に尽くすのが本来の姿なんだよ。

まったく引いて無いし。

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写真集「待ってたよ。~北海道犬ナナちゃんと野良猫ヒロちゃんの早朝ものがたり~」
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