ナナちゃんおかえりなさい。

ヒロちゃん待ってたよ。

ヤマト君待って無い。

ナナちゃんお帰り。タマちゃんです。

今朝のナナちゃんは機嫌が良かった。

ヒロちゃんも安心してスリスリしてねと言ったら、

当たり前でしょ、と、睨まれた。

怒っちゃれ!

何で怒らなきゃいけないんだよ。

ふたりにとって、いちばん楽しいひとときなんだから。

あいつは単に焼きもち焼いてるだけ。

タマちゃんも起きてきたよ。

ヤマト君の目、潰れそう。

昔は、ご飯を残すと目がつぶれるって言われたよね。

そう、ヒロちゃんはご飯の途中だったんだ。残すワケじゃないから潰れないでしょ。毎日、たわいない会話で綴ってごめんね。

伝法院通りの猫ちゃん。名前は小百合ちゃんに決定したよ。

とうとう小百合ちゃんひとりになってしまいましたね。

今朝も、みんなでごはんをあげたんだよ。

よほどお腹が空いていたのか、

夢中になって食べてたよ。

はい完食。明日も持って来てあげますね。

いつもありがとう。小百合ちゃんって可愛いでしょ。

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写真集「待ってたよ。〜北海道犬ナナちゃんと野良猫ヒロちゃんの早朝ものがたり〜」
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