お天気の良い朝になりました。こんな日を秋晴れというのでしょうけど、もう立冬を過ぎてしまったので、冬晴れとでも言うのでしょうかね・・・。季節はどんどん冬に向かっているのですから。

雲が少ないので、朝焼けはほとんど見られませんでしたよ。

二度寝をしてしまったあほまろ、散歩の出発が遅くなってしまいましたよ。我が家を出た時に浅草寺の鐘が聞こえる時間でした。

雷門前到着は、日の出時間の5分前です。

仲見世を歩き伝法院通りに差し掛かった時が、日の出時間。

いつもの写真を総て撮るのに10分ほど時間を要するので、今朝はのんびりナナちゃんを強引に引っ張りながら、ちょっと焦ってしまいましたよ。

本堂前では、大型の4x5カメラを構えている方がいらっしゃいますね。

夕べの夢に朝焼けの東京スカイツリーが登場しましたよ。あほまろはナナちゃんと東京スカイツリーの真下の池に入って鯉をすくっているのです。何故か、掬い上げたビニールの袋の中には、鯉に混じって三毛猫も入っていたのです。
その三毛猫を拾い上げると、今まで耳にしたことの無い言葉で話しかけて来るのですが、あほまろには全く解りません。そこに、ひとりの女性がやって来て、私はヒンディー語を話せますよと、三毛猫の通訳をしてくれたのでした。

なんと、三毛猫はヒンディー語を話していたのですね。助けてくれてありがとう、助けてくれたお礼にあほまろとナナちゃんを東京スカイツリーの更に上まで連れて行ってあげましょうと、にゃ〜んとひと鳴き、その瞬間あほまろとナナちゃんは東京スカイツリーの遙か上空の雲の上に乗っていたのです。
驚いたのが、横の雲に亡くなった両親があほまろの名前を叫びながら手招きをしているのです。それも幼年期に呼ばれていた名前で・・・。

両親と何かの会話を交わしていると、地平線から朝日が昇り始めて東京の空を赤く染める様子を眺めながら、あぁ、あの朝の東の空と同じだ・・・、そう、一昨日の「光の波長の悪戯」を思い出していたのです。
その瞬間、あほまろの顔にザラッと何か暖かいものを感じハッと目覚めると、目の前にヒロちゃんとナナちゃんの顔が・・・。

あほまろのお腹の上で寝ていたヒロちゃんが、あほまろのほっぺを舐めていたのですよ。せっかく楽しい夢を見ていたのに、おかげで続きを見ることも出来ずに、寝坊してしまったじゃないか。

あほまろは、子供の頃からこのように現実に見たことを再び夢で見ることがあります。時にはその現象が、行ったことも無い国や、何時の時代か判らない日本。夢の中で出逢う人々も初めての場所や人物なのに、何故か懐かしさを感じてしまった夢は、今でも脳裏に留まっているのです。

目覚めた時には覚えていたはずの夢でも、起きあがった瞬間に跡形もなく消えてしまうのが普通なんだけど、このように起きあがってもはっきり覚えている夢を見るの、中学の頃が多かったですね。あの頃には見た夢をノートに記録していたことも有ったほどでしたが、最近はほとんど見ることがありませんでした。その夢は、たぶん自分の過去か未来の出来事のような気がしてならないのです。

もしかしたら、あほまろの前世と後世なのかもしれないと、真剣に考えたこともありました。しかし、夢は夢。前世もまた、現世の記憶の中で夢のようにかき消されてしまうものなのかも知れませんけどね。

久しぶりに見た、はっきりと記憶した夢を見たおかげで、歩きながらも東京スカイツリーの上の雲が気になって気になって落ち着かなかった、今朝の散歩でした。
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