夏の暑さも今日限りのようですね。昨夜の日テレの天気予報では明日からは軽井沢の陽気とか言ってましたよ。

夏に軽井沢に行ったこと無いんだけど、イメージでは、新緑から初夏へかけての清々しい陽気ってことなのかな・・・。

軽井沢だって夏は暑いに決まってる。もっと有名で誰もが知る地域、たとえば札幌とかニセコとかの方が分かり易いんじゃないのかな・・・。お天気お姉さんが個人的に行きたい所の地名を出しちゃいけないよね。

とうとう、北海道電力泊原発3号機の営業運転が再開されました。高橋知事は、再会の理由として、経済産業省原子力安全・保安院の最終検査に内閣府原子力安全委員会も加えたダブルチェック体制で安全が確認されたとのことです。

高橋知事が強調する「安全最優先」とはいったいどのような事態を想定しての結論なのでしょう。北海道、特に、日本海側では過去にも大きな地震が頻繁に発生しています。特に、平成5年の北海道南西沖地震では、震源に近い奥尻島を中心に、火災や津波で死者202人、行方不明者28人を出しています。
ユーラシアプレートと北アメリカプレートのプレート境界なので、今後も地震は必ず起こります。福島第一原子力発電所事故後の安全対策として、泊発電所の移動発電機車を高台に置いただけで、本当に安全だと言い切れるのでしょうかね・・・。

雷門前に27日の花火大会の看板が設置されました。花火大会は晴れると良いのですが、週間天気予報によるとちょっと危険な空模様かも。

あほまろの故郷ニセコ町は、泊原発からおよそ30キロ圏内に位置しています。もしも福島原発のような事故が起こったら、原発再稼働を容認した泊村と共和村はもちろん、道南地区一帯が避難区域に指定されてしまうのですよね。

今回の福島原発の誘致を容認で潤ったのは、福島県と富岡町で、周辺の町村が迷惑を被ったのと、同じ事態も予想されるのです。

泊原発の再開容認で、北海道経済は一時的に潤うのでしょうが、長い目で見れば、もしもの事態で、潤い以上の出費も考えられるってことも考えて欲しいですよね。

北海道の高橋知事は富山県出身で、祖父は富山県知事を2期8年務めた高辻武邦。父は日本海ガス社長・インテック創業者新田嗣治朗。弟に日本海ガス社長・元日本青年会議所会頭の新田八朗(ウィキペディア)。と、名門の出。もしもの事態が起こったら、富山に逃げたら良いくらいに思っているのでしょうね、富山人。
「富山の常識、日本の非常識。日本の常識、富山の非常識。」そんな言葉、聞いたことありませんか。

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「三十坪の秘密基地」。次回の企画展は「なつかしのお薬博覧会」(8月30日(火)〜11月27日(日))です。

皮肉なことに、なつかしのお薬といえば、越中富山が有名ですよね。富山の薬は効能が良いと全国に知られていますが、所詮薬というものは、「薬九層倍(くすりくそうばい)」と言われる商品。薬の売価が、原価に比べて非常に高いこと、また、暴利をむさぼることのたとえが越中富山の商法だったのですよ。
富山の人間の考え方は今も昔も変わり無いのでしょうね・・・。

何か、北海道の高橋知事に出鼻を挫かれたような想いですが、とりあえず企画展は実施いたします。
富山の薬売りのトレードマークともいえる柳行李(やなぎこうり)に懸場帳(かけばちょう)ですが、今回は、富山の物は縁起が悪いので止して、奈良の売薬を中心に展示することにするか。

Memo
Canon EOS1DsMk3
Canon TS-E24mm F3.5L II
Canon EF24-70mm F2.8L USM
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