太田道灌が狩りの途中で村雨に遭い、雨具を借りようと一軒のあばら家に立ち寄ったところ、十五歳あまりの少女が、お盆の上に山吹の枝を乗せ「お恥ずかしゅうございます」と差し出して「七重八重 花は咲けども 山吹の 実のひとつだに なきぞ悲しき」と、お断りになった話は有名ですね。
境内の山吹も満開になりましたよ。
福島原発の大事故で、世界中が原子力の怖さを実感している最中の今日は、第26回「反核燃の日」です。ネットでも「4.9反核燃の日」は青森に集まろうと、呼びかけていますけど、交通手段がままならないようで、現地に行けない方は、ネットでも参加できますよ。
「反核燃の日」とは、青森県六ヶ所村の核燃サイクル施設に、全国から膨大な核のゴミが集められ、電力を生み出すこととはまったく関係のないMOX燃料の再処理が行われ、ちょっと間違えば大事故に繋がりかねない作業を止めさせようと、1985年(昭和60年)に「核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会」によって、制定された記念日です。
よりにもよって、六ヶ所村の核燃サイクル施設は、記念日の二日前に余震で、電源が途絶えて危険な状態になっていたことも報道されました。今回の「4.9反核燃の日」全国市民集会が過激にならなければ良いのですけどね・・・。

昼頃から雨になるとの予報なのに、おかあさんが被爆を心配してナナちゃんに雨合羽を着せてしまったんだよ。こんなの意味無いのに、それと、雨なんか降ってないのにね。

今朝は、誰も雨合羽なんか着てなかったので、ナナちゃんとっても恥ずかしかったんだよ。こんな格好で写真に撮られるのも好きくないし・・・、

みんながジロジロ見ているのも嫌なんだけど。

放射能にビビって臆病者扱いされているのも、辛いんだよ。

政府も嘘でも東京は安全だということを、きちんとアピールしてくれなくちゃ、いつまでもこんなみっともない格好させられてしまうんだよな・・・。

もしもし、あほまろちゃんと聞いてるの。

昨日は、仏教の開祖であるお釈迦さまの誕生日でした。

花まつり・潅仏会として、全国の寺院が、お釈迦さまに感謝をする日なのです。

ここ浅草寺では、参拝客に蘭の花を配り、

甘茶のサービスも行われました。

お釈迦さまが誕生したとき、八王竜王が喜びのあまり「甘露の雨」を降らせたという言い伝えから、お釈迦さまの立像に甘茶をそそぐ儀式が行われます。

今年は、大震災の影響で参拝客は極端に少なかったようです。

本堂前に安置された「花御堂」のお釈迦さま立像に、頭から甘茶をかけて生誕を祝うのです。




「花御堂」は、本堂内にも設置されます。





そして五重塔前に、もうひとつの「花御堂」。かつては、雷門前に安置されていたのですが、混雑するのでこちらに移動することになったようです。


Memo
Canon EOS1DsMk3
Canon EF16-35mm F2.8L II USM
Canon EF35-70mm F2.8L USM
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