ナナちゃんとヒロちゃん、ちゃんと遊べたかな・・・。あほまろは浅草を遠く離れた姫路で朝を迎えました。場所はどこであれ、いつもの時間に目覚めてしまうのはしかたがないことですが、まず最初に脳裏に浮かぶのは、女房でも子どもでも無く浅草に残してきたナナちゃんとヒロちゃんのことなんですよね・・・。
今頃きっと寂しがっているのかな・・・、ちゃんと遊べたのかな・・・、夜明け前の姫路城公園の野良猫たち、散歩しているワンちゃんたちを見るたびに浅草を思い出してしまうんですよね・・・。

ここ姫路の日の出は、東京より17分遅い6時5分です。新幹線でわずか3時間移動しただけなのに、体内時計と現実のズレ、何かすごく遠くに来てしまったようですね。

修復作業中の姫路城を覆った鉄骨、前回の時より更に作業が進んでいました。そりゃ、2週間も経っているので当たり前ですけどね。前回も撮らせていただいたワンちゃんと遭遇、姫路のワンちゃんも毎日決まった時間にお散歩しているのです。でも、ここは、浅草とはレベルの違う世界遺産の姫路城、幸せなワンちゃんだこと。

姫路城公園でも、菊花展が開催されていました。

浅草の飾り方よりも手の込んだ展示ですよ。さすが世界遺産は違いますよね。

木々の色づきも当たり前ですが浅草より遅いようです。

世界遺産の姫路城、完成は5年後になるとか。これが完成するまであほまろは生きていられるのだろうか、この年になると、ついついそんなことも考えてしまうのです。でも、あほまろはたとえ世に憚っても、しつこく生きてやるぞ・・・。ナナちゃんとヒロちゃんのためにも。

前回もお馴染みのモグラ叩きの黒猫ちゃん。今朝は一匹だけで、出たり引っ込んだり。

この子も前回お会いした猫ちゃん。餌おばさんも一緒でしたよ。

白黒パンダ猫。

人が近づいても、微動だにしない根性の持ち主のようです。

かと思えば、遠くで人影を見ただけで木の上に隠れてしまう猫ちゃんもいますよ。

世界遺産の姫路城にも、野良猫がたくさん生きているのです。でも、最近はここで駆除された野良猫は居ないようです。それも、ちゃんと面倒をみているボランティアの活動が功を奏してのでしょうね。

とっても人なつっこい子猫発見。あほまろの足下に摺り着いてきたのですけど、旅先なので何も持って来なかったの。

何してるの・・・と、たぶんおかあさん猫がやってきました。

おかあさんに着いて、人の手の届かないとことに連れていかれたんだけど、

そこじゃ、ちょっと茂みをまたぐだだけで、手が届いてしまうでしょ。

けっこう可愛い黒猫ちゃんでしたよ。ドアップに近づいても、今度は逃げなかった。野良猫に慣れてしまったあほまろなので、安心されたのかな。

姫路のマンホールには、白鷺が飛んでいます。あほまろが現役中は、仕事で全国を飛び回っていたのです。行く先々の街のマンホールの写真を撮るのもコレクションのひとつだったんだよ。そんな連中のことを、「マンコレ」っていうんだって。

さて、今回のお仕事も姫路文学館で開催中の、「鉄道と旅と文学と」展です。

本日と明日、この場所で映画「ゆめまち観音」の上映とシンポジュームを行うのです。

姫路文学館から見た「宵月」。「宵月」とは、ちょうど半分の月のことですよ。

修復中の姫路城ですが、夜間照明はまだ続いていました。

というわけで、昨夜の夕食。瀬戸内海料理に舌鼓。

エビのフライですが、普通の造り方とはちょっと違って美味でしたよ。

瀬戸内海料理の〆は、熱いよ熱いよ・・・。ん、な、なんだ・・・。

汁が飛ぶから気をつけてね。みんな新聞紙で体のガード。

そこまでして食べなければいけないのがコレ。焼きラーメンと称した変わったラーメンでした。これがあっさりして飲んだ後には最高でしたよ。そう、禁酒中のあほまろですが、せっかく滅多に来られない姫路に来ているのですから、いっぱいやごはいは・・・、今日から再び禁酒を続ければ問題無いでしょ。
いやぁ、おいしかった。姫路のみなさん、ごちそうさまでした。
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