寒い朝が続きますね。今朝も散歩はナナちゃんが同行しました。実は、深夜にあほまろの書斎からモモちゃんの鳴き声が聞こえていたのを女房が気付いて行ってみると、何が寂しいのか、俯きながらクゥ〜ン、クゥ〜ンと泣いていたそうです。昨年亡くなったハニーちゃんが自分の死期が近づいた時と同じように泣いていたんですよね。女房は、モモちゃんが寝付くまで抱っこして一緒に居てあげたそうです。耳も遠く目も見えず、足取りもおぼつかなくなってしまったモモちゃんなので、無理はさせられません。これからの散歩は、ナナちゃんが主流になるのでしょうね。

　今日は、日本国憲法が平和と文化を重視しているということで定められた「文化の日」です。皇居では恒例の文化勲章の授与式が行われ、この日を中心に文化庁主催による芸術祭が開催されることでもお馴染みの日ですよね。ここ浅草では、「東京時代祭」が開催されるのですが、いつも晴天に恵まれ「晴れの特異日」として有名なこの日も、今朝は曇りの寒い日になってしまいました。でも、雨の予報は出ていないので恒例のパレードは予定通り開催されるでしょう。

　「文化の日」といえば、「マンガの日」でもあるのです。あほまろも所属している「日本漫画家協会」と大手出版社が2002(平成14)年8月に制定した記念日で、「漫画を文化として認知してもらいたい」との願いから、今日の文化の日と一緒の記念日としたのです。でも、今となっては日本のマンガは世界でも認められ、文化そのものになってしまいましたよね。これも日本人の表現力の豊かさと、勤勉な国民性が長年にわたって形成してきた慣習や振舞いの体系が評価された結果なのでしょう。

　あほまろの映画「ゆめまち観音」は、動かない人形をあたかも動いているかのような演出とした発想は、マンガそのものなのです。映画ではありますが人形の進行はマンガの制作過程を知っている方にはお馴染みのコマ割りと同じ、トーンや効果線にあたるのものが人形の背景となるジオラマってことなのです。それと、物語もマンガ的に描いてみましたが、いわゆるアニメではありません。そんなことで、今回のコメディ映画祭で上映できるのでしょうね。しかし、全体の内容は決してコメディではありません。どっちかというとヒューマンドラマなのです。いつの時代も文化繁栄を支えてきたのは、裏の世界で働く女性たち、そんな問題を否定も肯定もせず、まるでマンガ的に問いかけているのですよ。映画を観てくれた人は絶対にあほまろの意図が判ってもらえる、そう信じて頑張ったのです。

　映画は完成しましたが、今になって気付くのは、普段なら、いつも秘密基地であほまろの足下を歩き回っていたのですが、この半年間は朝の散歩だけで、日中のモモちゃんはひとりぼっちだったんですよね。そろそろモモちゃんにも天国からの迎えが来るのでしょう。最後の元気を振り絞った時間を一緒に居られなかったのは残念ですが、モモちゃんの協力によって映画が完成したのです。そのお礼を込め、エンドクレジットには、「協力柴犬モモちゃん」って文字を入れてあげましたよ。

　





『本堂から宝蔵門』　

　





　













『今朝の浅草神社』　　　

　寒くなったので、コートを着たチェス君のおとうさん。まるで、シャーロックホームズのような出で立ちですね。

　メイちゃんのおばあちゃん、私は写らなくても良いんですよ。カメラを向けるといつも、照れるのです。でも、メイちゃんとおばあちゃんは一心同体なんですから、写って無いとみんなが心配するでしょ。

　この子は、パピオンのボビちゃんです。毛並みがココアちゃんやクレアちゃんに似てますよね。

　カメラを向けると、大きな口を開けてあくびをしたバビちゃんです。まだ暗いし、寒いし、眠たいんだよね。

　朝の境内には、クッキー、クレアちゃんと、他の二匹だけでした。

　そしてやって来たのはココアちゃん。それと、今朝は赤ちゃんを二匹連れて来たマリコちゃんのおかあさん。

　レンゲちゃんも赤ちゃんに興味を示してますね。

　ほら、可愛いでしょ。

　でも、他の犬が子どもたちに近づくと、威嚇して吠えるマリコちゃんでした。

　ちっちゃくて、甘えん坊な赤ちゃんたちです。

　ココアも赤ちゃんには興味あるけど、マリコちゃんが怖いので近づけないんだよね。

　おや、ナナちゃんは赤ちゃんよりも気になっていることがあるようですね。

　おとうさん、また、ナナちゃんにおやつあげてるし・・・。ココアちゃん、今朝もおリボンが可愛いね。

　そんなのどうでも良いけど、ほら、またナナちゃんがおやつを欲しがっているし・・・、そんなに貰ったらココアの無くなるでしょ。ココアちゃんは赤ちゃんよりもおやつが気になっているようですね。

　はい、ナナちゃんが終わったら、今度はココアの番だよ。

　赤ちゃんには興味の無いボブちゃん。ボブちゃんが好きなのは、ジャム君なんだよね。

　わ〜、赤ちゃんだ！おねえさんを引っ張るように走って来たジョージ君です。

　ジャム君だって、赤ちゃんには興味がありますよね。

　ほら、怖くなると箱の中に逃げ込んでしまう二匹の赤ちゃん。可愛いでしょ。

　さて、ランディ君も狙っているようですが、ランディ君の遊び相手には小さすぎるので、離れて見てましょうね。

　今朝は、他のワンちゃんたちに近づけないように散歩していたヒナちゃんにゴン君です。ヒナちゃんちょっと苛立っているようなので、おとうさんが気を遣っているんですよね。

『テプコ浅草館』(ホームページ）
　一階ロビー企画展
「第１回　したまちコメディ映画祭in台東」開催記念展示会
「再現！浅草六区の賑わい」展　
　２００８年９月３０日（火）〜１１月１６日（日) 月曜休館　入場無料

　昨日は、ＮＨＫの「こんにちはいっと６けん」で「ゆめまち観音」のジオラマ作家の山本高樹氏が紹介されました。また、テプコ浅草館では、「たけしの誰でもピカソ」（１２チャンネル） の収録が行われました。この番組では、浅草の街の話題を特集するのだそうです。放送は、２１日(金）夜１０時から。その日はちょうど映画祭の前夜祭で、「ゆめまち観音」の発公開の日なんですよね。