秋晴れの良いお天気が続きますね。今日も昨日と同じく表紙を月の写真で飾りました。というのも、今日はあほまろが大好きな「弓張月」なのです。月の表のうち半分が明るく輝いているため、この月を「弦月」とか「半月」と呼ぶこともありますね。輝いている右半円部分を、弓と欠けた左の部分に張った弦になぞらえたもので、「弓張（ゆみはり）」、「弓張月（ゆみはりづき）」と親しまれているのです。また「弦月」と書いてゆみはりと訓読みすることもあるようです。他にも、「恒月（こうげつ）」、「破月（はげつ）」、「片割月（かたわれづき）」などともに、月にまつわる秋の季語にもなっているのですよ。

　あほまろは「弓張月」を見上げながら歩いているのに、モモちゃんはじ〜っと真っ直ぐ下を見ながら、一向に空を見上げる気配が無いのです。こんなに綺麗に見える「弓張月」ってなかなか体験できません、抱っこしてしっかりと見せてあげましたよ。かなり目が悪くなってしまったモモちゃんではありますが、大きな目を開けて「弓張月」を見上げているのでした。その顔、とっても可愛いモモちゃんでしたよ。みんなにも見せてあげたかったのですが、抱っこしたままで写真は撮れないよね。

　もう３９年も前の話ですが、三島由紀夫が、国立劇場で（昭和44年）、江戸時代の作家「滝沢馬琴」の原作を彼なりに脚色をし、舞台演出をした新作歌舞伎「椿説弓張月（ちんせつゆみはりづき）」をご存じですか。あほまろが産まれて始めての歌舞伎だったのです。今思うと、主演が猿之助で玉三郎の初舞台だったようです。また、浅草の平成中村座の座長でお馴染みの勘三郎さんもまだ１４才の勘九郎でした。忘れもしない、勘九郎が演ずる高間太郎の切腹シーン。血糊が噴水のごとく飛び散ったのが脳裏に焼き付いているのです。あの凄まじくサディスティックな描写、いかにも三島的でしたね。あの頃から自分の最後をいかに演出していたのでしょうかね・・・。

　三島由紀夫に指名を受けて創られた横尾忠則のポスター、これまた話題になりました。つい６年前にも歌舞伎座で３３年ぶりに上演された時も同じデザインのポスターを再利用してたので、街でご覧になった方も多いことでしょう。

　あほまろ２１才で始めての歌舞伎鑑賞。そしていつまでも部屋に貼っていた横尾忠則のポスター。その二つの思い出が、後のあほまろの原点となり、グラフィック・デザイナー、イラストレーター、漫画、版画、写真、物書き、更には映画監督と、多大な影響を与えてくれたのでした。
　
　写真を撮っていると、鳥の群れが飛んでいきました。一瞬だったので、種類は解りませんが、まるで広重の「月と雁」みたいでしたよ。あほまろが「弓張月」を好む理由、解るでしょ・・・。

　



　

『本堂から宝蔵門』　

　まだ菊は入っていませんが、たぶん今日辺りから運ばれてくるのでしょうね。

　また、大懸崖を観られるんでしょうね。とはいっても、すでに開花したものでしょうね。

　境内にこんなの出来ましたよ。ハンドルを上下すると本当に水が出るんですよ。

　境内の工事も神社前の一角を残すのみとなりました。

　









『今朝の浅草神社』　　　

　

　神社の社務所建て替え用に、仮の社務所を設置する工事だったようです。

　これで、外装はほぼ完成かな。

　元気な元気なボビちゃんのおばあちゃん、もうすぐ９４才になられるんですよ。

　元気な元気なココアちゃんは、まだ２才ちょっとだよね。

　ねぇ、毎日変な写真ばっかり撮らないで、たまにはまともなココアも撮ってよね。

　ほら、ココアはこの角度が好きなんだから。可愛いでしょ。

　せっかく撮ってもらっているのに、来てしまったよ・・・。誰が？

　クッキーちゃんとクレアちゃんですね。

　ココア、またみんなに甘えているんだね。私たちのように、大人しくしないと嫌われるよ。

　ココアちゃんたちと遊んでいると、みなさんも近寄ってきましたよ。まずはハッピーちゃん。

　いつものひょうきんバビちゃん。

　慌ただしく走り回るジャム君。

　また、帰る人も。チェスちゃんです。

　こちらはハナちゃん。

　すっかりみんなと打ち解け逢えるようになりました。

　こちらもクッキーちゃんだよ。

　ココアちゃんのおとうさんに甘えてるし・・・。

　なにさ、ココアのおとうさんなのに・・・。

　それじゃ、ココアもハッピーちゃんのおかあさに甘えてしまうんだからね。おとうさん焼き餅焼かないでよね。

　昨日、あほまえろの仕付で大人しくなたテンちゃん、今朝はとってもお利口さんでしたよ。

　フガフガいいながらやって来たジョージ君。

　そこに珍しくアックス君も入ってきましたよ。きっと、ジョージ君を見付けて走って来たんでしょう。仲良く遊んでましたよ。

　宝蔵門では、ナナちゃんとジャム君が遊んでいます。ジャム君は、境内に集まるワンちゃん全員と挨拶をしないと気が済まないんですよ。

　ジャム君と別れて我々の方へ。

　ボビちゃんとおばあちゃんは、雷門から帰って来ると大香炉でお参りします。

　みんなが帰ると、ハッピー君も本堂内でお参りです。

　奥山でお会いしたポンタにゴンタ、とっても仲の良いワンちゃんなんです。

　ジョージ君はモモちゃんとは別ルートでお帰り。

　そして、フミコちゃん。いつも最後になってしまいますね。

　一階ロビー企画展
「第１回　したまちコメディ映画祭in台東」開催記念展示会 「再現！浅草六区の賑わい」展　
２００８年９月３０日（火）〜１１月１６日（日) 月曜休館

　３階では、第三回「デジタルポンチ展」も開催中。
２００８年１０月５日(日）〜１０月２６日(日） 月曜休館

　どちらも開催中です。入場無料。