『今朝の浅草』
もう幾つ寝るとなんて数えなくても目の前にお正月が見えてきましたね・・・。昨夜は今年一度も故郷北海道に帰れなかった憂さ晴らしに、息子夫婦と「らむや」でジンギスカンを食べてきました。あの臭い、あの味、いつも北海道の冬を思い出してしまうのです。外では吹雪の音、時々ドアの隙間から吹き込んで身体に着く雪を払いながら頬張るジンギスカンと浅草で味わうジンギスカン。浅草とは雰囲気は違いますけど、あの臭い、あの味・・・。
「親孝行、したい時には親は亡し」。ジンギスカン如きにそんな大げさなことを考えてしまったのは、昨夜は息子夫婦が始めて両親を誘うんだから、食事はジンギスカンに限るとご馳走してくれたのです。良い息子を持って幸せそうなあほまろ夫婦でしょ。その通りなのですよ。
浅草で本格的なジンギスカンが食べられる「らむや」さん。なぎら健壱さんもお勧めのお店ですよ。店内にはあほまろが撮った三社祭の写真が飾られています。通好みのお店なので、場所はちょっと解りにくいと思いますが、迷いながら辿り着いたジンギスカン(野菜付一人前
980円)は、味も値段も絶対に満足しますよ。そして次回からは、恋人や友人に浅草で観光客が絶対に通らない路地裏を案内すれば、浅草通を自慢できるって付加価値も付いてしまうってわけ。
楽天の飲食店案内には年中無休となってますが、今月から月曜定休となったのでご注意ください。

ジンギスカンから帰ってくると、犬たちがいつも以上に騒ぐのです。ジンギスカンの臭いがたまらないのでしょう。今度ジンギスカンを食べる時には骨をカリカリに焼いて犬たちのお土産として持って帰ってあげましょうね。
今朝の写真は、境内でじゃれ合うモモちゃんとナナちゃんです。
浅草公会堂前の道をオレンジ通りと称します。オレンジが採れる訳じゃ無く道路の塗装がオレンジ色に塗られているってだけなんですけど貧困な発想でも、当たり前に呼ばれるようになってしまったので、それはそれで良いとしましょう。そのオレンジ通りの両側には花壇が設置されています。普段はゴミや放置自転車に覆われて目立たない存在ですけど、この時期はお正月用におめでたく飾られるのです。この間だけでもみんなで奇麗に保ってあげましょうね。

観音裏広場の「ガサ市」会場が散り壊されています。次はここにお正月の屋台が並ぶのです。

安藤広重の「名所江戸百景・王子装束えの木大晦日の狐火」をご存じでしょうか。古来から王子に伝わる伝説に、エノキの木の下で装束を整えた狐が大みそかに王子稲荷神社に参ったといわれる様子を描いたもので、108景で綴る名所江戸百景の中でも異例の作品なのです。
この伝説を再現しようと、大晦日の深夜から元日未明にかけ北区で「王子狐の行列」が行われるそうです。この行列には、約300人が和服姿で狐の面をかぶり、ちょうちんを手にエノキのある装束稲荷神社を出発して、市街地を約700メートル歩いて王子稲荷神社に詣でるのです。伝説では、狐の手にするかがり火が多いほど豊作になるとされていることもあって、地元商店街などでつくる「王子狐の行列の会」では「大勢に参加してもらい、来年の景気をよくしたい」と呼びかけています。
面白そうな行事ですけど、あほまろは家で寝ころんで酒飲んでた方が来年の景気が良くなるような気がするので・・・、ニュースで観ててあげますよ。下の絵はあほまろ所蔵の「王子装束えの木大晦日の狐火」です。もちろん復刻じゃ無いですよ(自慢)。

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『今朝の雷門』
寒い朝にも関わらず、雷門前で延々と記念写真を撮っているお兄ちゃんたち。なかなか避けてくれないので寒さが一段と厳しく感じてしまいました。いつも同じ場所で撮っていると、どうしてもその場所で撮らないと気持ち悪いんだよね。今年この場所で撮れなかったのは、ドラマの撮影時だけでしたよ。残念ですけど、撮影が終わるまで待てなかったもので・・・。

今年の春から始めた雷門の裏側ですが、こちらは時々撮るのを忘れてしまうんです。それもそのはず、毎朝定点観測をしている場所がどんどん多くなっていくのでしかたがないんでしょうね。それと、モモちゃんを撮るのを忘れてしまったってことも、数回有ったんですよ。そんなときには、過去の写真などでごまかしてしまったりするんですよね。

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『今朝の一写』
六芸人のお宮にも注連飾りが飾られました。普通のお宮と違って間口が大きいので、注連縄も特注のものなのでしょう。この真新しい注連縄は来年一年間飾られているのですよ。地面に転がっているのは、昨年の注連縄です。こんなに色が変わってしまうんですね。

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『今朝の境内』
雷門の真後ろに設置された「ガサ市」ですが、朝はまだ何も飾られてませんね。後で昼間の状態も撮っておかなくちゃね。

三地蔵さんの広場にも松飾りが飾られました。来年も毎朝お詣りしますからね。

こちらは向前の庭の松飾りです。とってもおめでたく見えますね。
すっかりお正月を迎える準備が整った観音様本堂です。お正月には信じられないほどの人で混雑するのですよ。確か、昨年は東京で明治神宮に次ぐ人出でしたよね。

“ヤッチーサン”、香港からの観光客です。東京の寒さ厳しいでしょう。
浅草神社も準備万端。

こちらは古いお札のお炊き上げ。

お正月の屋台の線引きが行われました。お正月だけは神社の境内も屋台で賑わうのです。例のセーラー服の撮影の時のようにね。

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浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
意味は無いのですが、浅草演芸ホール前のお正月飾りを撮っていると、この場所を通過する自転車の数の多いことに今更ですが気付きました。そんな訳で、急遽浅草演芸ホール前の自転車コレクション。

なかなか「賀正」の真ん中に自転車を納めるのは難しいですね。

どうしてもこんな調子になってしまうんです。

この程度なら許せるか。

これは決まってますね。

決まっても、人が邪魔だったりして。これからもあほまろは自転車で遊びますよ。

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