『今朝の浅草』
“寒くなりましたね”、朝の挨拶で“おはよう”よりもそんな言葉が先に出てしまいますね。本当に寒いので、今朝から更に厚手のコートに着替えてのお出かけです。とはいってもモモちゃんはいつものままなのですが、ようやく身体が寒さに慣れてきたのか震えることは無いようです。尻尾が上がって歩いているので、とっても元気な証拠なのでしょうね。
今朝も西参道の「峠」でお蕎麦です。モモちゃんのナルトとあほまろのネギもいっぱい入ったキツネ蕎麦がこれで400円ですよ。モモちゃん、“写真なんて撮ってないで早くちょうだいよ”って顔して睨んでますね。

昨日は、玉姫神社の「靴まつり市」に行ってきました。今年からお目見えした「シンデレラのガラスの靴神輿」、担ぎ手は女性限定で、これを担ぐことによって「素敵なお嬢様になれる」そうですよ。
そういえば、浅草神社の絵馬掛けに「ステキなおじょうさまになりたい」ってのが掛かってましたよね。これを書いたお嬢様にも教えてあげたいですよね。
このところ、道路や境内に散らばった枯れ葉を集めている方をよく見かけるようになりました。それもトラックの荷台いっぱいに落ち葉が積まれているのです。今朝、境内でイチョウの落ち葉を集めている方に聞いてみると、堆肥をつくるためなのだそうです。
木の葉など有機物は自然のなかにおいて、長い時間をかけてゆっくり熟成して堆肥となり、次の世代の肥料となる循環をつくるのですが、最近では短期間で人工的に作ってしまう発酵菌が開発されたので数週間で堆肥になってくれるようです。
今、ブームの家庭菜園やガーデニングで大量に使われる堆肥、園芸業者も今までは自然に任せて発酵させていたのですが、それでは量が足りずに新たに人口発酵装置を導入して対処しているとのこと、そのためには落ち葉や生ゴミが必要なのですね。でもね、ブームだからと、設備投資をするのは良いのですが、このブームだっていつ終わるか解りませんよね。
あほまろの知り合いも自宅のベランダで作物を育てています。健康に良い有機農法だと自慢しています。彼のこだわりは堆肥から自分で作ることなのです。市販の堆肥のような家畜ふん等は一切使用せず、わら・おがくず・米ぬかを好気性微生物群で発酵・完熟させているのです。これによって作物の高品質、多収穫、また、病気にかかりづらい健康な土作りができるそうですが、1キロの堆肥を作るのにおよそ一月、経費は3000円。そんな土で作ったキュウリやレタス、いったい原価はいくらにつくのでしょうね。それでも自分で作ってみたいのでしょう。まるで、拘りの釣り人の心境に似ていますよね。
落ち葉を拾っている方を見ていて、そんなこと考えてしまいましたよ。
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『今朝の雷門』
日曜日だというのに、観光客の姿が見えません。きっと寒くなったからでしょうね。

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『今朝の一写』
おはよう。どうしても走って来る物にカメラを向けたくなってしまうあほまろです。写真に今朝の寒さと自転車のスピード感、出てますか?

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『今朝の境内』
奉納提灯の献吊枠が出来上がりました。これから徐々に提灯が下がっていくのでしょうね。おや、歩いて来るのは「峠」のお姉さんですね。やっぱり“寒いですね”が最初の言葉でした。

何も無くなってしまった境内です。次ぎの賑わいは12月17日から三日間開催される「羽子板市」ですよ。
昨夜のワイドショーで、若者がカートを引いて歩くのはが流行っているってことが取り上げられておりました。確かに良く見かけるようになりましたよね、このようにカートを曳くというイメージといえば、あほまろの頭に浮かぶのは「老人と乞食」かな。それと、病気で酸素ボンベが必要な患者さん。

こんな格好で歩いている方は旅行にでも出かけるのかと思いきや、単なるお出かけって方も多いようです。いったいバッグの中に何が入っているのでしょうね・・・。

荷物を運ぶだけだったら、こんな台車が最適ですよね。そうそう、秘密基地の台車が壊れかけているのです。昨年の夏、かっぱ橋で大枚二千円も出して買った物、まだ僅か1年ちょっとしか使っていないし、なんとか修理をしてこれからも使いたいのです。でも修理にいくらかかるのかな・・・。年末が近づくと何かと出銭も多いことだし、そのためには物知りな友人達といっぱい飲みながらじっくり相談してみましょうかね。でも、あほまろは酒止めたことだし・・・。

浅草神社です。

朝日が昇る浅草寺。今日は一日こんなお天気のようです。

境内の木々も色付いてきましたね。

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浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
本格的な冬を迎える前の準備と、浅草の大きなイベントが一段落したこの時期、色々な商店街単位でお祭りが企画されているようです。昨日は、あほまろがいつも行っている喫茶店「アロマ」のふれあい通り会が始めて開催した「ふれあいまつり」が行われました。この通りは、すし屋通りと六区ブロードウェイの境から国際通りまでの100メートル足らずの商店街を、大道芸や物売りのパホーマンスが行われておいりました。

南京玉簾の演技も披露されましたよ。

来月3日は「ふれあい通り」の延長に或る「たぬき通り」のお祭りです。ちょっとしか離れていない通りなので、一緒に開催したら良さそうなものを・・・。それが出来ないのが浅草のヨサなのかもね。

台東区清川の玉姫稲荷神社では、昨日と今日の二日間、「靴のめぐみ祭り市」が開催されております。今年の目玉は、シンデレラが履くガラスの靴をイメージして作られた高さ、幅ともに約二メートル、重さ約百十キロの「靴みこし」の登場です。メタル製の王冠の中に飾られたハイヒールの大きさは160センチ。サスガにガラス製では無くアクリル素材でした。
今年一年間お世話になった靴をお炊き上げしてもらいましょう。

それが、臭いのなんのって、ほとんどの靴が人口樹皮ですからね・・・。これって、神事でも公害かもよ。

ガラスの靴のデザインは今春、全国から寄せられた約三百二十点から選ばれた横浜市の主婦、長田英子さんのデザイン画を基に、東京ディズニーランドの内装などを手掛ける業者が半年がかりでつくったそうです。総制作費約五百万円。(東京新聞)

御神輿は今日も、午前11時と午後2時半の二回、境内から表通りを練り歩きますよ。
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