『今朝の浅草』
奇妙な形の雲が浮かんでいます。アルマジロのような魚の骨のような、東西に長く続くこの雲、まさか地震雲じゃないでしょうね・・・。北朝鮮の核実験が行われた直後でもあり、こんな雲を見るとちょっと気味が悪い感じですよね。
イチョウの木は東京都のシンボルで、マークマークは ですね。TOKYOの頭文字「T」を中央に秘め、三つの同じ円弧で構成したもので、色彩は鮮やかな緑色を基本としています。これによって、躍動、繁栄、潤い、安らぎを表現しているそうですが、どう見ても躍動、繁栄ってのはこじつけのようにも思えますよね、しいていえば色のイメージから潤い、安らぎは感じますけど・・・。
この銀杏が東京の木として選ばれたのは、昭和41年11月14日。東京都の木選定委員会で決定した三種の候補の木
(ケヤキ、イチョウ、ソメイヨシノ) に ついて住民の一般投票を行った結果、イチョウ7,919(49%)、ケヤキ5,153(32%)、ソメイヨシノ3,032(19%)だったそうです。その決定によって、東京の街路樹としても多く使用されるようになったそうです。
しかし、浅草の街路樹はハナミズキ、桜(各種)、柳などが多く、イチョウはありません。イチョウを見るには浅草寺境内を始め影向堂や鎮護堂など支院のお庭です。この時期は銀杏の実が出来る時期で、木の下には風で落とされた実が地面で潰れて独特な臭いを発しているのです。そして晩秋には、通るのも憚れるほどの黄色の絨毯が敷き詰められるのです。
毎日の散歩で訪れる影向堂の真ん前に、たわわに実を付けたイチョウがあります。先月の終わり頃から実が増えだして連休前にはどの枝にも所狭しと、まるでブドウの房のような実が群れていたのです。それが、風の影響なのかカラスなどの鳥が悪戯したのか、ほとんどの実が落ちてしまったのです。木に残ったものだけが銀杏の実として育っていくのでしょう。銀杏の生存競争、まるで人生ゲームでも見ているかのようなのです。
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『今朝の雷門』
今朝の散歩はちょっと遅めだったのと平日なので観光客の姿はありません。
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『今朝の一写』
浅草の子ども達は観音様の前は、必ず一礼して手を合わせて通り過ぎます。観音様と共に生きる地域の姿、可愛いですね。

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『今朝の境内』
奇妙な形の雲が東西に延びていました。表紙の写真は東側を写したもので、こちらは西側の空です。ご覧のように同じ格好で延々続いているのです。

「菊花展」の準備が本格的に行われています。あと三日後に開始されるのです。

浅草寺の敷石洗浄、今朝は裏側です。ジェット噴流を吹きつけることによって見事に汚れが落ちるのですよ。年に一度、徹底して行われる清掃によって、浅草寺はいつも奇麗な状態に保たれているのですね。

境内に設置された「菊花展」の展示場です。

こちらの銀杏にも実がなっていますね。独特な臭いをモモちゃんは嫌がるのです。

浅草の神田が刈り取られてしまって、あほまろの目的が無くなってしまった浅草神社境内、また何かの話題を見付けなければ・・・。

今度は、神社の猫でも追いかけましょうかね・・・。

新仲見世の飾りが変わりました。銀杏を散りばめた上にShinnakaの文字と銀色の正方形、何を意味しているのかは知れませんけど、東京都のシンボルのような「躍動と繁栄」とか、「潤いと安らぎ」など、最もらしい意味が有るのでしょうね。

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浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
デジタル・ポンチの会場には、落書き帳が用意されているのですが、書き込んでくれるのは、出展している先生方と、両親が展示作品を見ている間に暇を持て余した子ども達でなのです。
その中で、「ねこくんのキャンデー」と題したとってもユニークな4コマ漫画を描いてくれた子供がいます。まだ小学校3年生だというのに、マンガのセオリーをしっかり理解して描いているのです。一こま目はねこくんがアップなので存在しなかった背景の木、二コマ目から最後までちゃんと背景として残っているのは当然ですが、夕方だってことを表すために、どんどん大きく沈んでいく太陽までも描かれているのです。プロの漫画家先生も唸ってましたよ。
将来が楽しみな子供ですね。
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