『今朝の浅草』
「土用丑の日」、近所のウナギ屋さんにもポスターが貼られています。夏ばてにはうなぎといわれていますが、今年の夏は雨ばっかしでまだぜんぜん暑く無く、夏ばてなんて無縁の土用になってしまいましたね。もともと、土用の牛の日にウナギを食べるというのは、古くからの言い伝えを元に、平賀源内や大田蜀山人がキャッチコピーにしたといわれているのですが、もう一つ、土用の丑の日に「ウリ」、「梅干し」「うどん」など、「う」の付く物を食べると夏ばての防止になるともいわれています。なぜ「う」が良いのでしょう。日本語で「う」の付く食べ物といえば、それ以外に「馬」とか「兎」なんてのも食べる人がいますかね。みなさんも何か「う」の付くものを食べて寒い夏を乗り切ってください。あほまろはやっぱ、「魚」が一番ですよ。
日曜日の今日は、雷門前に大勢の若者が集まっています。彼等を仕切っている人の様子から見ると、撮影のエキストラなのでしょうね。今、浅草のあちこちで「セーラー服と機関銃」の撮影が行われているのです。先週、息子の結婚式の披露宴を行った料亭でも、翌日から「セーラー服と機関銃」の撮影が行われておりました。ヤクザの親分の襲名披露宴の撮影だったそうです。
先日の日記でも、ハトが花を食べている様子の写真を掲載しましたが、今朝も食べていました。今度はオレンジ通りの花壇の花なのです。おかげで、せっかく奇麗に咲き揃っていた花が台無しですよ。浅草寺からハトが追い出されて1年半が経ちます。今頃になって新たな弊害が起こってきたのですね。浅草で暮らしていたハトたち、何代に渡ってエサは人間がふんだんにくれるものだと本能にまで刻み込まれていたのでしょう。人間がエサをくれなくなってしまった現在、花もエサだと勘違いをしてしまったのでしょうかね。
弁天山の梅の実がどんどん落ちていきます。これはハトのエサにならないのでしょうかね・・・。もったいない。
このところ女房とナナちゃん、かなり早めに散歩を済ませていたのですが、早朝から激しい雨が降っていたので、出かけるのを躊躇していたようです。あほまろとモモちゃんが出かけようとした時にはすでに雨も上がり、一緒に散歩をしてきましたよ。ナナちゃんも生後半年を過ぎると、大人になってきたのか、むやみにモモちゃんを囓らなくなったようです。それでモモちゃんも安心して一緒に散歩をするのですが、年寄りなので若いナナちゃんの落ち着きの無い態度に嫌気がさし、全く相手にしていないのです。ナナちゃんは遊んで欲しいと言ってるのにね。
浅草神社の境内に溜まった水溜まりに写るナナちゃんの姿が可愛いのですけど、歩きながらも落ち着かず、反対に行きたがったり座り込んだり。女房も苦労してますよ。

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『今朝の雷門』
撮影のエキストラの集合場所は必ずここ雷門前なのです。昔、あほまろも浅草を舞台に映画を撮ったことがあります。その時も、ここが集合場所でしたよ。

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『今朝の一写』
週末の浅草は、場外馬券場が賑わいます。でも、場外馬券場は午前9時開門なので、それまで時間を潰すため、一部の人は浅草寺境内で待機しているのです。写真を撮られているのにも気付かないほど真剣に、競馬新聞を睨んでいました。
今となっては、これが浅草を代表する顔になってしまったのですよね。

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『今朝の境内』
宝蔵門に取って付けたかのような「仁王像」。昔、浅草寺に入った泥棒が、首尾良く賽銭を盗んで、仁王門まで逃げて安心して、“ぷぅ〜”。その臭いを嗅いだ仁王様が、“くせ〜者!”、って言ったとか。

こちらは映画のエキストラじゃ無く、ボーイスカウトのみなさんです。これからキャンプにでも出かけるのでしょうね。雨なので気を付けて行動してくださいね。

本堂横を散歩する大きなワンちゃん。境内の囲いや柱のあちこちには、建物や柱に犬の用を足さないようにと、貼り紙がされているのです。モモちゃんは女の子なので柱にかけることは無いのですが、男の子を飼っている方はご注意くださいね。
8月1日に開催される「薪能」の舞台設置作業が始まりました。

浅草神社です。
神田です。

伝法院通り。来月5日、10日、15日と三日間、ここで「水打ち大作戦」が開催されます。雨じゃなければ良いですね。
弁天山の梅の実です。残っている実は後少し、これが落ちるとこの定点観測もお終いですね。

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浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
「メトロ通」りの街路灯に掲げられている旗には、浅草寺近道と書かれています。ほとんどの観光客は、雷門から仲見世を通って観音様というコースが定番。その客を如何に周辺の商店街にも足を向けさせようと努力しているのです。

何の努力をしなくても、猫は勝手に好きな場所で寝て暮らす。猫は犬より自由に暮らしているのですね。
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