『今朝の浅草』
日曜日と観音縁日(毎月18日)が重なったためか、朝からお花を持った参拝客が境内に集まってきます。みなさん縁日のたびに境内のお地蔵さんや堂宇にお花を供えているのです。あほまろが毎朝お詣りしている三体のお地蔵さんにも真新しい花が供えられていましたよ。以前はモモちゃんの通い袋の中にお線香を入れて歩いていたのですが、最近はさぼり気味です。せめて観音縁日だけどもあほまろのお線香を復活させなくちゃいけないですね。
今朝も女房が先にナナちゃんと散歩に出かけてしまいました。のんびりと出かけた我々が、ナナちゃんと逢ったのは雷門前でした。それも、すでに散歩を終えて帰るところでしたよ。出逢った瞬間に喜んでじゃれてくるナナちゃんをよそに、モモちゃんは知らんぷりしています。老人になると子供が煩わしいのでしょうか、近付いてくるのを嫌がっているのです。
結婚式まで一月を切って、何かと忙しい時期だというのに、“父の日なので”と、昨夜は息子の婚約者が夕飯に付き合ってくれました。実の子供達は祝ってくれないのに、新しく家族に加わろうとしている娘だけが祝ってくれたのです。
アメリカでは正式な祝日ですが、日本では取って付けた様な「父の日」、でもデパートなどでは商戦の一つとして大々的に記念セールなども行われているようですが、今ひとつ盛り上がりに欠けているようです。父親にとって、何よりも勝るプレゼントは幸せな家族に尽きますよね。
来年の「父の日」には、今一番欲しい孫というプレゼントを期待してはいけないでしょうかね・・・。もしそれが叶ったら、今朝のモモちゃんのような煩わしい態度なんて、絶対にとりませんよ。
浅草寺裏広場で開催される「わんぱく相撲東京大会」の会場全体がテントで覆われました。今日は9時半から大勢の小学生が集まって技を競うのです。大会の趣意書によると、
「遊び場の少ない東京の子供たちにスポーツの機会をより増やし、心身の鍛練と健康の増進を目的として、身近なスポーツである"相撲"をとりあげ、翌年、社団法人東京青年会議所は、財団法人日本相撲協会と協力して「わんぱく相撲の手引き」を作成し、全国の市町村教育委員会と各地の青年会議所に配布。全国への普及運動もあわせておこなってきました。」
でもね、遊び場の少ない東京の子供たちに・・・、こんな表現ちょっと不適切じゃないでしょうか。今の子ども達にとっては遊び場だらけの世の中なのです。確かに我々が子供の頃に比べると、野外の遊び場は少なくなってしまいましたが、スポーツをしたいのならば、それなりの施設は昔とは比較にならないほど充実しているじゃないですか。
この相撲大会は、単に相撲協会が将来の力士を獲得するために行っているに過ぎないのです。今はやりのゴルフやスケートなどと同じ、英才教育の一つとしてね。
街のあちこちに「四万六千日・ほおづき市」のポスターが貼り出されました。もうそんな時期になってしまったんですね。開催は7月9日・10日です。その前日までの三日間、入谷の鬼子母神では「あさがお市」も開催されますよ。どちらも、下町の夏を告げるイベントなのです。
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『今朝の雷門』
おや、ナナちゃんが待ってますよ。我々よりもかなり早く出かけたので、帰るところでした。

日曜日は早朝から観光客がやってきます。時間はまだ午前6時40分ですよ。
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『今朝の一写』
いつもお逢いするポメラニアンを連れた方が、浅草神社境内を歩いて来ます。このポメラニアンは我が家のポーちゃんにそっくりなのですよ。
ところで、毎朝浅草寺境内を散歩させる犬はいったい何匹いるのでしょう。しょっちゅお逢いする犬だけでも数えてみると、40匹ほどかな。それ以外に毎日といって良いほど初めての犬も見かけるのです。
例のサラ金のCMが流行ったころ。この境内も、チワワだらけになってしまったことがありました。特に若い女性が多く、ルイビトンやシャネルのお洋服を着ていた犬までいましたね。あれから3〜4年も経ったでしょうか。お姉様たちとセレブなチワワ様のその後、いったいどうなってしまったのかな・・・。
ところで、あの悪徳サラ金のその後も気になるのですけど・・・。

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『今朝の境内』
散歩の時には雨が降っていませんでしたが、帰った瞬間に再び降り出してしまいました。そんなお天気にもかかわらず、毎朝台東区の帽子をかぶって境内を散歩する老人会の方々、誰も傘を持っていないのです。お元気ですよね。

境内の水溜まりに写った本堂の屋根、意味は無いのですがたまたま目に付いたので撮ってみました。

浅草神社の神田です。手前の苗が一際長くなってきましたね。これって、みんな種類の違う稲を育てているのでしょうか。育ち方が違っているのが気になります。

六角堂裏のあじさい群生地。
おなじみ弁天山の梅の実です。記録をするための記録なもので、特にコメントはありません。

観音温泉の壁一面を覆ってしまった蔦の葉です。下から見ると、まるで魚のうろこのようになってきましたね。
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浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
「パンカツ」とは、何のことないトンカツの肉の変わりに食パンを入れて油で揚げただけなのですが、これがトンカツソースをかけると、まるで柔らかいお肉の食感になってしまうって代物です。現在でも「パンカツ」が食べられるのは、西浅草の「染太郎」くらいでしょうかね。
exciteニュースに、この「パンカツ」の特集がされています。それによると、更に美味しい「パンカツ」の作り方として紹介されているのが、「パンカツサンド」。「パンカツ」にとんかつソースをつけて、食パンではさむ。パン、パン、パンの三拍子ですが、そんじょそこいらのカツサンドよりも美味しのだとか。みなさんも試してみませんか。
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