『今朝の浅草』
清々しい春の陽気も今日までとか言ってますよ。それも、明日の夜には小雪がちらつくとか。とはいえ、金メダルは取れなくても、ホリエモンが再逮捕されたといっても、作家林真理子がハンドバックを引ったくられても、皇太子が46才になったことなんて全く関係も無く、どんどん春は近付いて来ているのです。
浅草寺境内も、これからやって来る春を前に、秋から冬にかけて落ち葉などで汚れてしまった池の大掃除が始まりました。上の写真は伝法院のお庭の池です。たくさんのホースが入れられ、少しずつ水が抜かれているのです。総ての水を抜き終えると、池の底に堆積した落ち葉などもゴミを取り去るのです。下の写真は影向堂のお庭の池に流れ込む人口の滝。ここもこれから錦鯉を移動し、水抜き作業に取り掛かるのです。
毎年この作業に1週間ほど要します。再び水が入り、透明に澄んだ池の中を優雅に泳ぐ錦鯉の姿が、これからの新緑に映えるのです。
新緑の緑には、精神を落ち着け気持ちをリラックスさせてくれる効果があるそうです。疲れやストレスを感じた時、森林浴がお勧めと聞いたことがありますね。また、部屋や机の上に、観葉植物をおいても効果が有るそうです。おまけに、パソコンや電子機器から放出される電磁波をも和らげる効果が有るのだとか。これは眉唾でしょうけどね・・・。
ポカポカ陽気の境内を散歩するモモちゃん。枯れ草の臭いを嗅ぎながら、もうすぐで新しい草が生えてくる予感を感じているのでした。
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『今朝の雷門』
「緑色は精神を落ち着け気持ちをリラックスさせてくれる効果がある」。と書きましたが、雷門の朱色はいったいどんな精神効果が有るのでしょう。色相判断を色々調べてみても、朱色なんて色は載っていないですね。同系色の赤を例にとってみると、「赤は、炎の色、情熱的な気持ちにさせます。やる気が欲しい時には、赤のパワーでスパイスを効かせてみましょう」、だって。そういえば、あほまろも毎朝この雷門も見て、一日の「やる気」を頂いているのかもね。雷門だけじゃ無く、仲見世、宝蔵門、五重塔、浅草神社、浅草寺本堂、影向堂、淡島堂等々、境内の建造物総てから「やる気パワー」が満ちあふれているってことでしょう。
ちなみに、「黄色は、気持ちを陽気にしてくれる効果」、「淡いピンクは、気持ちを穏やかにしたり、優しい気持ちにしてくれるパワー」が、あるそうです。


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『今朝の一写』
西参道の入口付近に立つ小さな松の木、どこか盆栽の松の雰囲気を持っていますね。松は四季を通じて緑の葉を保っていることが縁起良いとされ、松竹梅の最初にも使われるほどです。また、皇居内で今も元気に生きている家光公遺愛の松のように、寿命がとっても長く、いつもフサフサと葉を茂らせているのも理由の一つなのでしょう。
老いてもフサフサ。あら、ちょっとドキッとする文章、書いてしまったよ・・・。

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『今朝の境内』
あほまろとモモちゃんは、毎朝この朱色で「やる気パワー」を授かっているのです。こうして見ると、確かに良い色をしてますね。

母子地蔵さんの後ろの白梅が半分ほど開花しました。白梅って、紅梅に比べ臭いは薄いのですね。そういえば、花札の「梅にウグイス」、紅梅でしたね。

淡島堂の前の紅梅は満開の時期を過ぎてきたようです。

伝法院のお庭の白梅も満開ですが、水が抜かれた池の辺で寂しそうですよ。

こちらは、造花の梅か桜か、そんな花。
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浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
浅草神社境内に、こち亀の両さんが子供の頃にべーゴマやメンコを埋めたといわれる伝説の木が立っています。この木は「槐
(えんじゅ)」の木といって、マメ科イヌエンジュ属の落葉広葉樹。彫刻や細工物のほか、昔から床柱や床カマチなどの建築装飾材として珍重されている樹木です。
昨年8月、漫画の史実(?)に則って、作者の秋本氏自らが、本当にこの木の下に10年後に掘り出すタイムカプセルを埋設したのです。中身はいったい何が入っているのかの公表は無いのですが、きっと大切な物が詰まっているのでしょう。当初埋設されたタイムカプセルの真上に、石で出来た埋設記念碑が置かれたのでしたが、盗掘を恐れたのか、はたまた邪魔だったのか、現在は左側に移動されてしまいました。(本当の場所は知ってるけど教えてあげないよ)
折りしもお宝ブームと相まって、ベーゴマやメンコまでがお宝として珍重されている時代です。こち亀の作家自らのお宝が詰まっている可能性が大のタイムカプセル。夜中に盗まれなければ良いのですがね・・・。
そういえば、いつも気になっているのが後ろの「トークツ」ビル。盗掘を監視しているのでしょうかね・・・。
お宝といえば、今がチャンスのお宝を教えてあげましょう。みなさんご存じの「ライブドア」の株券です。ライブドアが上場廃止になると、証券保管振替機構の管理外になってしまうので、新たに株券を刷り、すべての株主に株券を渡さなければならないのです。株券の世界にもコレクターが存在します。彼等の多くは倒産した有名企業の株券をネットや古物商で買いあさっているのです。特に、今回のように誰もが知る大きな事件に発展した会社の株は珍重されることでしょう。
昨日の株価72円で、現在の株価をチェックすると50円台まで落ちています。それでも、大量分割の影響で僅か一株から購入することが出来るこの株、記念として買っておいても楽しいかもね。でも、社長の名前がホリエモンで無くなっているのが残念ですが・・・。
ちなみに、株券を刷る時の印紙税が1枚200円、印刷代に数十円と計算しても数億円を要するのです。これを本当に支払う能力、上場廃止のライブドアに有るとしたらね。
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