今朝の写真 |
カラスの勝手 |
今朝もまだ小雨がぱらついているが傘は必要な いようだ。こんな日は、ジャケットの内側にカメ ラを忍ばせて帽子が有れば大丈夫と、勇んで家を 出てたのだが、いつもの用足しの場所に来て、モ モちゃんの通い袋を忘れてきた事に気づくのだっ た。戻ろうか、どうしようか、モモちゃんは用を 足したがっている。慌ててモモちゃんを電話ボッ クスに繋ぎコンビニに駆け込んだのだった。こん な非常時だというのに、コンビニでは係員が一人 で大勢の客が列をなしている。あほまろはおにぎ り一つを掴み並んだのだが、これがまたのんびり 係員でイライラ。商売をやる気が無いのか!そん な訳で買わなくても良い鮭おにぎりを囓りながら この日記を書くはめになってしまった。 浅草神社境内では、大勢のカラスが集まって騒 いでいる。カラスにとって今日は何か特別な日な のか、普段とは違った異様な雰囲気の境内だ。近 年、都市部を中心に、カラスの引き起こす問題、 例えば、ゴミを散らかすとか、子育て期になると 人を襲う・・といった話がよく聞かれる。人間が 出す生ゴミを含め、さまざまなものを食べるカラ ス。独特の智恵と情報活動によって、他の多くの 鳥達とは違い、食糧獲得にそれほど時間を費やす 必要がない。境内でカラスが騒ぐと、ハト達は隠 れてしまい。観光客の頭上すれすれを飛び交って 遊んでいるようにも見える。普段ハトの天国にな っているのをやっかんでもいるような行動にも見 えるのだった。 東京都心には、すでに2万数千~3万羽のカラ スがいるとされる。カラスは人間と同様に進化し てきている動物。人間は進化して、文化・文明を つくり、国家をつくってきた。それは食糧問題と 密接に関係しており、文明が生れたといわれると ころでは、必ず農業が発展している、いわゆる食 糧が豊かであったということがいえる。豊かにな ると時間に余裕ができ、文化がどんどん発展して いく・・・そう考えると、カラスの食糧事情、時 間的余裕などは、人間の場合と類似しているよう にも思えてくる。カラス社会でも、彼ら独自の文 化や文明が進展しているのだろう。げんに、人を 襲うという行動は、一種の遊びと研究する学者も いるようだ。カラスの動きは人間くさい。それは 高い知能に基づくところが多いのかも知れない。 境内に集まるカラス達は、他所で満腹になった後 は、天気も悪いので、浅草寺境内で観光客をかま って遊びを楽しんでいるのだろう。何とも優雅な 連中ではないだろうか。 カラスという語源は、これは「気をからす:悪 気(邪気)をからす(取り除く)」というところ から付けられたという。辞書などには、「人里近 くの高い木などで群れをなして生活する。昔から 不吉な鳥とされる。」とある。カアーカアーと、 鳴いて飛んでいる所の悪気(邪気)を取り払うカ ラスは不吉な鳥といわれてもいる。「古来、熊野 の神の使いとして知られ、また、その鳴き声は不 吉なものとされている。」ということも書かれて いる文献もある。この熊野というのは熊野神社の ことで、全国に分けられた氏神、産土神(うぶす ながみ)の神社で、その数は三千社をこえる。カ ラスはその神の使いでもあるということだ。熊野 神社の神輿の上には、今でも鳳凰のように、カラ スが飾りとして乗せられている。しかし神輿に乗 っているのが神の使いであるカラスとも知らずに 多くの人は神の使いの鳳凰であるかのように崇め 奉っているのも事実なのだ。 飽食、使い捨て、ポイ捨てなどの人間行動に、 カラスは神の使いとして注意を促しているのかも しれない。自然を破壊していく人間の勝手な行動 を阻止することも出来ずにただ見つめているだけ のカラス。浅草寺境内で騒いでいるのも、カラス の勝手でしょ。 最近訪れる修学旅行生は、福島県の中学校が多 いようだ。一人の生徒が煩く飛び回るカラスを見 上げながら、”東京のカラスは薄汚いぜ!”。そ うだろうね、福島のカラスは自然の中であか抜け ているんだろうね。 |